よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気とプリンと将来の夢




持ってる中で
1番高いヒールを履いた





コツコツ


コツコツ


無駄に高い音を響かせて歩いた


それが私の精一杯の強さ



何か障壁がでてきたのなら

このヒールでぶち壊してあげよう



手を握りしめて

唇を噛み締めて



コツコツ

コツコツ



ランウェイを歩くみたいに


微笑んで歩いた


前を向いて歩いた



美は強さだ




コツコツ

コツコツ



生ぬるい風が顔に吹き付ける



そうえばニュースで
今日はあったかいってゆってた


敵が目の前に見えてきた


鼓動が高くなる




コツ…



一瞬足が止まる



たくさんの言葉が頭によぎる






私は負けない








ウィンッ




自動ドアと愉快な開閉音が鳴った



一目散にあの子の元へ駆け寄る


あの子を優しく両手で掴みとる



すぐに真っ直ぐにレジに向かう


と思ったら横からレジに向かってきた
強面のおにーちゃんと鉢合わせる





やばい

殺られる







そう思った瞬間
強面のおにーちゃん



どうぞと緊張でガチガチのよこに
レジを譲った



すいません
ありがとうございます



そういってレジのおばあちゃんに
この子を差し出す



レジ打ちゆっくり、おばあちゃん



はやくはやくと心が警報MAX



お釣りを受け取り

この子を受け取り

お兄さんに軽く会釈をして




ウィンッ





無事脱出





ああああああああああああ

外の空気!!!!!!!!!

開放感!!!!!!!!!






ええ、そうですはい


無事コンビニに行くことに成功しました!!!!!


プリンを買ってやりましたよ!!!!


プッチンせずに食ってやりましたよ!!!!!




コンビニリベンジに行こうと思ったのは
14時

そこから顔洗って髪の毛結んで

一休み(15時)笑

そこから洋服着替えて

一休み(16時)笑




何度も何度も



もう今日はいいや、と思った




でも諦めようとするたびに




私のブログに勇気付けられてる




そう言ってくれた人たちの言葉が
頭をよぎった




こんなブログに勇気をもらってる人がいる



私にできることがあるなら



私も全力で応えたい


そう思った






"どこへだって行ける

なんだってできる"





その状態にはまだほど遠いかもしれない



それでもかならず

そう思える日は来る


私はそれを知っている



どん底なんて何度も見てきた

でもそう言えてた頃の私がいる


元気だった頃の私は
私の首を絞めるかもしれない


でも


"どこへだって行ける

なんだってできる"



それを知ってるのは


元気な頃の、
どん底から這い上がった







今日必修科目の中間試験があったらしい

もちろん私は、行けてない




こんな私にも




夢がある





中高の先生になること





まだ不確かで
遠い夢だけど



前記事で受験の話のように


高校生の時の私は

学校がとにかく、辛かった


あの頃の私には

居場所も逃げ場もなかった



大学生や大人はある程度の
お金も自由もある



人生を選ぶことができる



でも中高生は不自由だ

人生なんとでもなるということを
全く知らない



逃げ場も居場所も

自分で作ることができない





"学校に行け"





そういう大人達がひどく嫌いだった




生きにくい


行きにくい



学校はそんな場所だった





学校はあまり好きじゃない

だけど私は先生になりたい





どんな生徒も


生きやすい


行きやすい


そんな教室を
そんな学校を

作りたい



そんな簡単な話じゃないのは
よくわかってる


だけどせめて


学校に行くことが辛くなった生徒を


大人達の

"学校へ行け"の猛攻から

守ってあげたいと思った




どうか学校に行かなくなった子ども達がいたなら


"学校にいけ"


そう言わないであげて欲しい



学校に行けなくなった子達に必要なのは

学校じゃない

厳しい言葉でもない


笑顔だ




子どもが学校に行けなくなったら


美味しいものをたくさん食べさせてあげて。


面白い話をたくさんしてあげて。


そして子どもを

笑わせてあげて。






症状が発症した今


私は単位の危機に晒されている


それと同時に


教師の夢も危ぶまれてる




それはとても悔しくて。



一年生から
頑張って、続けてきたんだよ

どうかこんな形で奪わないで、

終わらせないで。





私はまだ



教師になることを



諦められないでいる