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よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と曇天

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咳をしても1人




そんな詩を読んだ人がいたね



よこに言わせてみれば

咳をしてもしなくても


人は、1人




どんな繋がりがあったとしても
人は、1人です


例えば友情でつながった友達
例えば愛情でつながった恋人
例えば血で繋がった家族さえ




人は、1人なんです。


私は今、そう思ってます。




そんなこと言ったらあなたの周りにいる人に、失礼だよって
言われてしまうかもしれないけど。







誰かさんはこう言う



人は1人じゃ生きていけない



と。



だから私が今ここでこうして息をしていられるのは
誰かのおかげなわけで、
1人じゃない証拠なわけで


もし人が命を
故意に
落としてしまうことがあったなら
それは、
1人になったときなわけで。




そしたら、ほら、やっぱり、

人は1人です、なんて、
言えないじゃないかって

人がみんな1人だったら
みんな死んでるじゃないかって


たしかに、そうだ




じゃあ、私が今、
1人だと感じているのはなに?



この胸の苦しみが、
人は1人だという証拠にするには、
充分すぎる






そんなことを、昨日の夜考えていた






支えてくれる人と分かり合えなくて

家族が遠く感じて



ああ、1人だ、と



心から感じた。


涙が溢れて、

外の世界は明るすぎて、

怖くて、

1人になりたくて(1人は嫌なはずなのに)

目を、ぎゅっと、瞑った




目を瞑るとね、

見たくないものを見なくて済む

真っ暗な世界に、1人になれる。

イヤホンをつけて

1番テンポの遅い曲を聴いて

布団にくるまった。







重い雨雲が頭上を過ぎ去って

苦しみに慣れた頃
 
少しだけ目を開けてみた



開けるというにはあまりにもか細く

自分のまつ毛がみえるくらいに 

まぶたを上げた





小さな隙間から
光と一緒に



誰かの足が見えた



誰の足かはわからない

  


イヤホンを片耳外したら 



誰かの声が聞こえてきた





 「おかえり」





その声はそう言っていた





あぁ、本当だ

人は1人じゃなかったみたいだ。



1人だと感じていたのは

胸がこんなにも苦しかったのは


私がそれを見たくなくて

目をつぶっていたからだ。





あぁ、本当はずっと、
そこにいてくれたんだね。





曇天に覆われて
胸が苦しくなると
人は目つぶってしまう。



だから周りが見えなくなってしまった
だけで、本当は

ねえ、大丈夫、1人じゃない。



外の世界は怖いけど

見ようとすれば

必ずみれる

目を開けて

小さくてもいい

開けてるか開けてないか
くらいでいいから

少しだけ勇気を出してみて

そしたらきっと
誰かの足が見えると思うの




自分には

魅力がない



普通じゃない



まともじゃない



自分は醜い


自分は弱い




そういう自信のなさを持つことは

間違ってないし


そんな自分の周りには
誰も来るわけがないと


思ってしまう気持ちは
痛いほどわかる





こんな、こんな、こんな自分に



そう
周りが信じられなくなるのは
よくわかる




だけどそれじゃ、もったいない


そうやって何もかも
信じられなくなって
目をつぶって
1人になれば


せっかく自分に訪れた


唯一の幸せにさえ、気づけない




こんな自分の周りに
人がいてくれる

という


自虐に満ちた幸福を

奇跡のような幸福を


どうして見逃そう?



そう、だから、今日も


足元を見よう




今日はこのへんでf:id:yoco_0531:20151125202919j:image

photo by_moyashi