よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気とアルバム




埋まらないアルバム



いつになったらあなたに届けられる?


四隅が折れてしまったアルバムは
戻してもきっと跡は消えないから


届かなかった思いたちは
どこへ押しやればいいのでしょう


どんなに手を合わせ願っても
これ以上アルバムが埋まることは
もう、ないから。

  



生きていくと
生き抜くと

決めたはずでしょう。


あぁ、うん、そうね、でもね


できればあなたとともに、


生きていきたかった。






イヤホンをつけたまま、眠りにつこう



はろー、はろー


聞こえていますか?
私の声は、届いていますか?



イヤホンからは、なにも、聞こえない



あぁそうだった
もうあなたは、そこにいないんだった


届かないね、私の声はもう、届かないね




あぁ、
あなたとともに、闘いたかった

あぁ、
あなたとともに、守り抜きたかった

あぁ、
あなたとともに、生きたかった





「会いに行くよ」とゆった

あなたの手を

振り払ったのは私で


「会いに来て」とゆえなかった

あなたのことを

信じれなかったのも私で。






埋まらないアルバム


破り捨てるのは少し、猟奇的かな?


だけど、見返せば見返すほど
あなたがいない今はもうただの
自己満でしかなくて、



このアルバム一つに

いくつの希望を託したかな。

いくつの願いを、込めたかな。



だけど、もうこれ以上は、埋まらない。



こんなもの初めから
なければ良かったんだよ。


アルバムも、あなたも、

私も。




残りのページを破り捨てて

終わらせよう。



美しいままで
汚れのないままで


せめて終わりは、自分の手で。



悲しみは、尽きないね。
f:id:yoco_0531:20160113030329j:image