私と君とサヨナラ
わかってしまうことだよ
あなたが
離れていく人なのか
離れていかない人なのか
もうあんな思いは、2度とごめんだから
改札が嫌いよ
心のないサヨナラ
遮断機の鳴る音
君の小さくなる背中
ただ見送る私
振り向きもしない君
電車の眩しすぎる灯り
引き止められない私の弱さ
過ぎ去る君を乗せた電車
改札脇にうずくまって
声が枯れるほど泣いたあの日
ねぇ、あなたはどこにもいかないと
そう言ってくれたあの日のこと
このまま2人で深い海に沈んでしまえたらいいのになんて、思ったこと
何度も
あなたが囁いた言葉
ただ会えるだけで
ただそばにいれるだけで
幸せだと
君は確かに
そう、囁いた。
みんなも、そう囁いた。
うそつきね。
もうあんな思いは、2度とごめんだから
私はもうなにも期待できないし
だれも、信じられない
そんな自分が1番馬鹿野郎。