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よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と隠し事

 

私は社会でボロボロになってしまって

その汚い姿、ずぶ濡れのまま

今の世界に飛び込んできた

 

私はずっと1人で、ただひたすらに

胸の内を、言葉にし続けた

 

もう誰にも、嫌われたくなくて

もうなにも、失いたくなくて

もうなにも、奪われたくなくて

 

自分の汚さを全て、言葉にした。

拙い言葉で、書き表した

 

「もう隠すのには、疲れた」

 

へらへら、薄っぺらの笑顔貼り付けて

周りに合わせて

必死に普通を装おとして

そんな生活には、疲れてしまった

 

誰にも言えない秘密を持って生きることが

苦しくて

いつしか呼吸の仕方さえ、忘れてしまっていて

 

だからもう、なにも隠さなかった

汚いままの、私でいた

 

それだけで少し、呼吸が楽だった

 

 

それは、

今思えば奇跡みたいなことだったと思う

 

真っ暗な中をフラフラ歩いていたら

私を見つけてくれた人がいたこと

 

その人たちは私に新しい衣服をくれて

綺麗に髪を整えて

寒かったねって

私の言葉に涙を流してくれたこと

 

 

どうして

 

わたしはこんなに汚いのに

 

どうして

 

わたしはこんなに惨めなのに

 

どうして

 

わたしはこんなに何もないのに

 

 

どうして、どうして、どうして

 

 

どうしてわたしの側にいるの

どうしてわたしを嫌いにならないの

どうして、わたしの名前を呼んでくれるの

 

愛しい声で

暖かい音色で

 

よこちゃん、よこさん、よこ

 

 

 

だってあたし、散々罵倒されてきたの

最低野郎、甘えるな、クズめ

それが当たり前で、それが事実で

 

それなのにみんなは、

大好きだよって言ってくれるから

 

あたしまで柔らかくなってしまって

その温度に融けてしまって

心地よくて、甘えてしまって、

気づけばたくさんの人が、周りにいて

 

 

だから今私は胸を張って言えるよ

 

「あなたの事が嫌いな人は、あなたの世界にいらない人よ」

 

 

消えない悲しみも、綻びも

「それでよかったねって」って笑えるのが

どんなに嬉しいか

 

そんな人たちばかり溢れて

気づけば私は、1人じゃなくなっていたね。

 

 

 

人の気持ちがわからない人は、

世の中に死ぬほどいる

 

 

だけど

人の痛みがわかる人も、ちゃんといる

 

 

私は彼らの隣を歩けるような人になりたくて
彼らの温度やにおいを必死に覚え、真似たよ

 

そしてそこにある世界に溶け込むように、

自分の世界を作り上げたんだ

 

 

言葉を紡ごう。

 

発するでもなく、書き現わすでもなく

 

紡ぐ。

 

紡ぐはもともと繭を錘にかけて

丁寧に、じっくり時間をかけて、

気持ちをたくさん込めて、

糸を作り上げること

 

そうしてその糸は肌触りの心地よい

柔らかで美しい布になる

 

 

だから、言葉を紡ぐ。

 

感情だけの言葉ではだめ

それだとあまりにも目が粗くて誰かを傷つけてしまうかもしれないから。

 

あなたの思いをそっとのせるように

丁寧に言葉を紡ぎ出す

 

 

自分の胸の内を

隠さずちゃんと言葉に紡ぎ出すこと

 

感謝も愛も憎悪も憎しみも

 

それはあなたのためになり

いずれその美しい糸が素敵な出会いを結びつける

 

そしていつか

あなたの紡いだ言葉が誰かの錆び付いた心に優しく触れて

柔らかく包み込めるように

 

人の気持ちが、わかれる人に

 

 

痛みも幸せも、忘れぬように

 

あの人の幸福を祈りながら

 

 

今日はこのへんで

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