よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と通院のタイプ

 

病院に対する考えは

大きく分けて2種類あると思う

 

 

通院することを

「認めたくない」と思うタイプと

 

通院することで

「救われる」タイプ

 

私は後者の人間で

初めこそは抵抗の塊であったけれど

今となってはもう薬をもらいにいく場所で

大切な場所の1つになっています

 

初めて通院した時

カウンセラーさんの前で

 

「もう頑張れません、もう頑張れません。

もう普通には、できないんです」

 

そういってわんわん泣いたのをよく覚えていて

 

そこから体調悪い中通っていた時は

病院という密室空間も怖くて

待ち時間をずっと外の階段で過ごしていたり

トイレで呼吸を整えたり

最悪事情を話して待ち時間なしで通してもらったこともあった

 

そんな昔のことも病院に行くと思い出して

くすりとしてしまうほど

私はこの病院にこの薬に「救われた」人間で

 

つまり

「あなたは病気だよ」という診断に

救いを覚えたのです

 

普通にできなくていい

体がうまく動かなくてもいい

だってあなたは病気なんだから

 

それが当たり前なんだよ

 

そう認めてもらうことで

安らかになれました

 

 

しかしたまに前者に当てはまる

「認めたくない」と思う側の人がいます

 

認められない弱さ

と思われてしまうかもしれないが

私はどちらかというとそれは

「認めたら自我を保てなくなる」という方が

近いような気がします

 

それほどに、強い人間なのだと思う

我慢が、できてしまう人間なのだと思う

 

 

「通院しちゃえば、楽になれるよ?」

 

私たちがいくらそう言ってもきっと

彼らにとっては通院というレッテルが

重くてしょうがないのかもしれない

 

 

私が幸福だったのは

私が普通という線路から脱線することを

認めてくれる環境がそこにあったこと

 

普通に生きれないと泣き叫んだ時

 

生きててくれればなんだっていいよと

 

涙を流してくれた人がいたこと

 

 

病院に行けば

頑張ったなと、頭を撫でてくれた人がいたから

 

私の通院は

異常者のレッテルから

努力の証になることができた

 

前者がいいか、後者がいいかなんてないけれど

私はその強さ上に通院できずにいる人に

やっぱり少しでも楽になってほしいと思うのです

 

 

 

4月から

通信大学への進学が決まりました

 

3年次編入で

専攻は心理学、臨床発達コースです

 

何になりたいかなんて

明確な目標はないけれど

やっぱり関わりたかった

 

子供と病気の分野に関わっていたかった

 

私はとてもちっぽけで

誰かの光になることも

そんな幸福な環境をつくってあげることもできない

 

でも、そこで泣いてる君に聞こえるかな

そんな事考えては

心で叫びながら写真を切り、言葉を綴っている

 

 

普通でも普通じゃなくても

私はあなたの味方でいるし

 

さびしくてさびしくてからっぽで

どうしよもない時は

私があなたを必要とするから

 

戦っているあなたが

いつか好きなものでぎゅうぎゅうに包まれますように

 

1つ叶うなら

死ぬ前に

一瞬でいいから

光を見れますように

 

私はいま、その一瞬の中にいる

ここまで、これた人間なんだ

 

頑張ったあなたに、

その光の報いを受け取ってほしいです

 

 

この光の中にくるまでに

いろんな人が私の踏み台になってくれました

 

だから今度は、私の番です

自分のために私はもう立てないから

誰かのために私はたち続けます

 

 

光に目が眩んで

忘れないように

 

あの涙も傷も

 

私はここに書き留めます

 

お布団と社会の間にずっとい続けようと思います

 

布団にいる君には社会の情報を伝えてあげる

社会にいる君にはお布団を用意してあげる

 

どこにもいかないよ

輝かしい私になんてならないし

腐ってばかりの私にもならない

 

私の勝負する場所は

お布団と社会、ちょうど間のところ

 

 

新年度

通信制大学3年生

私の新しい挑戦のスタートです

 

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photo by asumi