よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と22歳

 

2017.5.31

 

今日で、22歳になりました。

 

誕生日第一声の言葉にはあまりにも重いけれど

正直、20歳、21歳の私は

ここまで生きれると思っていなかった。

 

そして22歳の私をこんなふうに

迎えられるなんて1mmも思わなかった。

 

死ぬタイミングなんてきっと何度もあったし

記憶のない期間なんて数えられないくらいある。

 

そんな中で

22歳まで生きられたこと。

 

人やタイミングに恵まれ

なんとかここまでこれたこと。

 

1年でここまで変わるかというくらい

私の生活は1年で劇的に変わりました。

 

この変化って多分

若ければ若いほどたくさんくると思います

若さは、本当に武器だ。

 

あのね、

人間いつ病気になるかなんてわからないし

いつ当たり前を失うかなんてわからない。

 

それでも確実に、

それは高い割合で誰にでも起こりうるんだよ。

 

「心身ともに健康な方」

 

採用条件でよくみる項目

会社側の言いたいことはよくわかる。

だけどじゃあ、これに当てはまる人間って

どのくらいいるんだよ。

 

病気の大方は遺伝子レベルで残り続け

レッテルとしてずっとつきまとうよ。

目には見えない障害という形で残ったりする。

 

5人に1人は障害を発症する世の中

障害は治るものでなく、向き合い続けるものだよ。

 

そんな現状社会でこの採用条件は

あまりにも遅すぎませんか。

 

 

21歳の私

母からの置き手紙にあった言葉

「さっきの1万円は今月のお小遣いです。

姉がいたから黙っていました。」

 

いい大人が働けなくて、母親からお小遣いをもらっていた。

姉はそんな私を恥だと軽蔑するから、家族は必死に隠した。

 

20歳の私

成人式の着物はまともにきれずに、式にももちろんでれなかった。

なんとかでたかった同窓会。

リュックサックに詰め込んだパーティードレス。

銀座までの14キロ、ピンヒールでクロスバイクをかっ飛ばした2月の冬の夜。

 

 

22歳の私

バイト先は、働いて1年になる。

好きなギャラリーでも働けてるよ。

大学は通えなくなったけれど、通信という新しい道を見つけた。

やりたいことができた。

毎日が涙が出るほど幸せで

「生きるのが楽しくてしかたない」

 

君次第

あとは君次第

 

周りに甘ったれって言われても

やめなやめなって言われても  

 

全部、君次第だからね。

 

たぶん、何度もやめたくなる。

辛い辛いと何度も叫ぶ。

何度も何度も、消えてしまいたくなる。

 

それでも、ちゃんと大丈夫になるから。

 

君がこれならって方法で

やってみせてよ

 

生きてみせてよ。

笑いとばしてみせてよ。

 

見えない可能性さえ、信じてよ。

 

ずっと続く闘病

それでも

曲がらず、屈せず、捻くれず

闇を受け入れ添い遂げて

その覚悟が光と呼ばれるから

 

君のその先にどうか

光あれ

光あれ

 

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photo by maeka

 

 

ブログ始めての記事

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