よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と向き合う力

 

終わりが怖い

 

お日様の終わりが怖い

うわごとのように繰り返す

こんな夜に1人はいやだと

 

あなたとの終わりが怖い

気づかないうちにまた

あなたを壊してしまうのだろうか

それともそれよりも先に

私が向き合うのに疲れてしまうのだろうか

 

 

向き合うことは、何よりもしんどい

 

 

人と向き合うとは

対面すること、話をすること。

互いに理解を深め求め合うこと

自分の意見を素直に伝えること

「おはよう」と言うこと

涙を見せること

顔を合わせること

嫌だと言うこと

助けてと言うこと

あなたの問いかけに、返事をすること。

 

私たちは向き合うことに

必要以上に体力を使う。

 

それは単に

「向き合うのが苦手な子たち」というだけ

 

それはつまり

「向き合うのに使うエネルギーが大きい子たち」ということ

 

そしてそれは

「ちゃんと人と向き合おうとする強い子たち」

 

鼻から人と向き合う気がない人間は

こんなことになんてならない。

 

ちゃんと向き合わなきゃいけないとわかっているから、こんな風になっちゃうんだよ。

 

だから大丈夫、大丈夫。

 

「ちゃんとできなくても嫌いにならないで」

_____嫌いにならないよ、そのままでもいいよ

 

「ひとりはいやだ」

_____必ずそばで背中をさすってあげるよ

 

「普通に生まれたかった」

_____そうだね、あなたが望んだんじゃないのにね

 

「みんなみたいに上手くできなかった」

_____そうだね、でもその弱さをちゃんと吐き出せたなら、それで十分だよ

 

 

あなたは賢い人だから

終わりの危機を人一倍察知できてしまうね

怖くなってしまうね。

 

あなたは強い人だから

なんでも人と向き合おうとするね。

 

そしてそれができないと、自分を大きく責め立てる。

だけど本当は、全てに向き合おうとしなくていいんだよ。

わかって欲しいと思うし

分かりたいと思うだろう。

だけど、全部やろうとしなくていい

すこしずつ、減らしていけばいい。

 

向き合うことは、義務化しなくていい

向き合うことを、義務化しないで欲しい

 

疲れてる時は

いつもの数倍向き合うことがしんどくて

きっと誰かの声を無視してしまうこともある

向き合えたあと何日も寝込んでしまうこともある

 

そんな自分を責め立てないで

そんな私を憎まないで、厭わないで

 

ちゃんと向き合う、準備をしているの。

 

向き合うチカラはそんなすぐに回復しない

少しずつ、少しずつ回復していくものだから。

 

 

最後に、その手で触れたのはいつだろう

 

向き合うことに疲れると

1人になろうとしてしまう。

それは嫌いになったのではなくて、

向き合うチカラがなくなったから

だから心はほんとはずっと

さみしくて、怖くて、「ひとりはいやだ」。

 

最後に、その手で触れてくれたのはいつですか

 

手を握ってあげましたか
背中をさすってあげましたか
ぎゅっと、抱きしめてあげましたか

 

人の手には、大きな回復力がある

 

 

大丈夫、ちゃんと向き合おうとしてる強い子

でも大丈夫、全てに向き合う必要はないんだから

ずっと強い子でいなくても、いいんだよ

 

弱い自分も、ここにいていいんだよって

抱きしめてあげちゃって

 

向き合えないものは

また明日、じゃなくていい

また今度、でいいんだよ

 

お休みなさい向き合えないあなた

また、今度

 

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