よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と自己紹介

 

私を知らない人と一緒にいるのが苦手だ

 

大学1年生の時は病気をひたすら隠し

私を知られないようにするのに一生懸命だった

 

それでもいつからか私は

私を隠すことをやめた。

 

私を知っている人だけで構築された世界は

とてつもなく柔らかく、

張り巡らされていた見下す目も、冷ややかな言葉もそこには一切なかった。

 

自分の持っているものを未知のものとせず

しっかり掴み、わかること

包み隠さず、恐れず、話すこと

 

そうした手順を踏むのに時間はかかったけれど

一度できてしまえば

世界はこんなにも美しくなった。

 

けれど小さかった私の世界は

私の体が快調に向かうにつれて

少しずつ、大きくなった

 

大きくなるにつれ、

私のことを知らない人が増えた

 

 

飲み会はきらいだ。

 

私のことを知らない人ばかりが集まら上に

自分の辛かった事を

平気で笑いながら話さなければいけない

 

退学しちゃったんですよ〜

蹴ってやりましたよ笑

病気しちゃって!

今は通信なんですよね!

 

何を笑ってるんだ私、と、胸の内でひそかに苦しくなる。

 

笑って、ないがしろにして話してしまっていいことじゃないだろう。

私にとってそれが、どれだけ大切で、譲れないことか、知っているだろう。

 

親族の不幸を笑って話すようなものだ。

 

 

「高校の時から、実はパニック障害を持っていたんです。

なんとか大学に進めたんですけど、

2年生が終わる時、大きく発症してしまって。

そかからはもう、本当に突然。

電車に乗れなくなって、大学にも行けなくなったり、

あまつさえコンビニにさえ行けなくなってしまって。

全ての当たり前が、奪われてしまって、

本当に苦しくて、ずっと、ただくらい、

布団の中で泣いていました。

 

半年休養して、復学してみたんですけど、

1ヶ月でだめになっちゃって。

退学届を、出しました。

泣きながら紙切れ一枚、学生部に持っていって

私の学生生活は、終わりました。

 

それでも私、捨てきれなくて

生きることを、諦めきれなくて。

去年、通信大学に編入しました。

学士を取得しようという目標ではいったんですけど、私、そこで夢を持てました。

臨床心理師になって、心に寄り添いながら一緒に戦う人になりたいです。

通信大は、孤独で、勉強も独学で大変だけれど

夢を叶えたいです。

 

何もできなかったあの頃に

見下してきたあいつらを、見返したいです。

 

奪われた人間にしかできないことを

やってのけたいです。

 

偏見や不自由は絶えないです。

毎日がサバイバルです。

 

それでも、道は大きく違ってしまったけれど

私はこの道を進みたいです。」

 

 

大勢の前で演説してやりたいくらいだ。

 

もう私には、よっ友も、飲み友もいらない。

理解できないような人間もいらない。

 

それでもいいよといってくれる人だけで十分だ。

 

「できないことをできるようになるだけが成長じゃないよ」と言ってくれた人がいる

 

私の頑張りを知り、認め、許してくれる人。

 

 

わがままだと言われるかもしれない。

でも、それでいいのだと思う。

 

どんな人とでもやっていけるようになることは

確かに尊いことかもしれない。

 

それでも偏見を向けられながら一方的に傷つき生きていくようでは、

あまりにせちがらいではないか。

 

自分を守れるのは自分しかいないから

支えるよなんて言ったって、残念ながら人は簡単に去っていくから。

自分のことは、自分で守れるようにならなくちゃいけない。

 

暮らしやすい環境をつくること。

そのために一歩、勇気を振り絞ること。

自分を表現すること。

 

 

f:id:yoco_0531:20180401231140j:image