よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と夏合宿

 

東京駅から

始めての上越新幹線

 

光がたくさん入る車内で

聞きすぎた空調に窓を眺めながら

音楽を聴いている

 

高校の部活の夏合宿に参加することを決めたのは5月の半ば、まだ新緑がしげるころのこと

 

それまで頑張ってきたバドミントン

続けるということは、チャンスをもたらしてくれるということだと思った。

 

正直、怖かった。

行き帰りのバスはならないから、1人で新幹線

 

それでも体力的にも精神的にも

きっとしんどいこともある

そもそも旅行は私にとってまだまだハードルが高くて。

 

出発2日前は怖くて怖くて

涙を流して発作に耐えた

 

それでも今の私ならできると

うっすらとした自信があったから

夏合宿への、参加を決めた。

 

東京駅

始めての上越新幹線

 

やってきたチャンス

怖さに負けずに掴んだチャンス

 

よく頑張ったね、私

ここまでこれたこと、もうそれだけで十分だ

 

手に入れるために傷つきにいくのは

この上なく怖いことだろうに

 

それでも痛みに耐えた

恐怖と戦った

 

君はもう、大丈夫だよ

 

だからほら、いっておいで

 

自由に羽ばたいておいで

 

 

夏の強い強い日差し

溶けきった氷

流れ落ちる汗

響く声

 

この夏どうなるだろうね

今ある目の前を全力で信じてみるよ

 

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