よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と向き合う力

終わりが怖い お日様の終わりが怖い うわごとのように繰り返す こんな夜に1人はいやだと あなたとの終わりが怖い 気づかないうちにまた あなたを壊してしまうのだろうか それともそれよりも先に 私が向き合うのに疲れてしまうのだろうか 向き合うことは、何…

私と病気と「死んでしまいたい」

死んでしまいたい という言葉が、あまりにも心地よく すっとなじんだことに驚いた。 ああ私は今、死んでしまいたい。 今まで何度か落ちてしまうことはあっても、 死んでしまいたいと思ったことは一度もなかった。けれど今初めて、涙にくれながら私は心から思…

私と病気と手放すこと

この日を この夏を 一生忘れないなんていうけれど 本当に一生忘れないのは幸福の記憶でなく 悲しみの記憶だ。 順調に見えていた日々が一瞬で闇に飲み込まれてしまうのは、そんな記憶が根強く残っているから いま私が大切にしている人が、 あの時の彼となんと…

私と病気とさよなら白野よこ

ここ最近「白野よこ」から離れていました。 それは自分の中で初めて写真が天秤にかけられ そして負けてしまったこと。 悲しいことのように感じたけれど それは卒業に近い感覚でした。 写真は、あの頃の私に許された唯一の美しさで優しさだった。 怖い夢を見…

私と病気と夏合宿

東京駅から 始めての上越新幹線 光がたくさん入る車内で 聞きすぎた空調に窓を眺めながら 音楽を聴いている 高校の部活の夏合宿に参加することを決めたのは5月の半ば、まだ新緑がしげるころのこと それまで頑張ってきたバドミントン 続けるということは、チ…

私と病気と恋すること

恋をするたび、いつも悲しかった 気づいた瞬間が、恋の終わりだった 頭にあるのは あの人を好きという気持ちでも どうやって振り向いてもらおうと言う気持ちでもなくて 「私じゃ、だめだ」という思いだった 普通でない。 なにをしても普通の彼女と同じような…

私と病気と踏み出した君へ

大きな一歩を踏み出した君へ 「自分が病気であることを、異常であることを認めるのが怖くて、病院へ行けません」 そう言ってきたのはもう一年くらい前のことでしょうか。 それからしばらく時間が経って、 その間君は、どんな日々を過ごしていたのでしょうか…

私と病気と1冊

通信大学に入って1ヶ月と半 やっと1科目、1冊の教科書を読みおえた たったそれだけなのに 涙止まらなくなっちゃって、 変わってやりたい 強くなりたい 負けたくない もう泣きたくない 見返してやりたい 走りたい 誰に何も言わせたくない 「したい」ことばか…

私と病気と22歳

2017.5.31 今日で、22歳になりました。 誕生日第一声の言葉にはあまりにも重いけれど 正直、20歳、21歳の私は ここまで生きれると思っていなかった。 そして22歳の私をこんなふうに 迎えられるなんて1mmも思わなかった。 死ぬタイミングなんてきっと何度もあ…

私と病気と単細胞

「単細胞な人間になろう」 目の前の事象だけに神経を全ぶりしよう。 考えてることは常に1つか2つで、3つ前の絶望的な悲しみはけろっと忘れてしまっているくらいにね。 疲れた!今日は暑い!ご飯が美味しい! 感情の矛先なんてどんどん変えていこう。 多感性…

私と病気とあなたの娘であること

22歳 「母の日」を 照れずに祝えるようになって2年目です。 去年の母の日 私はまだ働くことも電車に乗ることもできなかったから 精一杯の料理を作った 私と病気と母 - よこと病気と○○と お刺身を綺麗に切り落として お花の形にしてお寿司のケーキ お母ちゃん…

私と病気と眠剤

眠剤が嫌いだった 夜は眠りたくなかった 眠るのが怖かった 朝になって部屋が薄明るくなり始めた頃に 安心してようやく眠る そうしてすっかり日が登りきった頃に目を覚まし、足りない1日を嘆くように夜を迎えた 眠剤は、よく効いた 効きすぎるくらいだった 副…

私と通信大学と一般大学の違い①

出席が成績に換算されないということは こんなにも気持ちがいいことなのか 教科書が届いて5日 毎日ちょこちょこ通信の勉強をはじめました 始めて少し感じた普通大学と通信大学の違いを書いていきたいと思います 今回は大きく違いを感じたこの2つについて 1.…

私と病気と狭まり

ご飯は、美味しい 紅茶とパンは中でも最高だ 睡眠は、まあ効率悪いながらも しっかり取れている どちらかというと、過眠 それに伴って母親の機嫌が悪くなっているのが、よくわかる なんとなく体がだるくて なんとなくやる気がおきなくて なんとなく、いつも…

私と病気とカミングアウト

いつからかずっと、 誰かに背中を見られているようだった その視線はどんな私も受け入れてくれるような 寛大さと 死ぬこと、諦めることだけは許さないという 一寸の辛辣さをはらんでいた 弱さを、カミングアウトするということは その一瞬の労力だけでなく …

わたしと病気と春

桜を見ても心ふるわない 美しい言葉など一寸もでてこない 咲き誇るピンクを見ては、心が苦しくなり じわり涙が、こみ上げる 花びらは風に吹かれ 瞬く間に空に舞い上がり ゆらりふわり、地に堕ちる うまく、笑えない 桜を見つめ自転車を漕ぐ人も 手を繋ぎ桜を…

私と病気とどん底

多分、どん底にいた 大事なものを奪われ 体は悲鳴をあげ 全神経が、砕け散るような 久しぶりに、あの感覚だった 体がどんどん黒くどろっとしたものに飲まれ 目を閉じれば涙が溢れた 光だと信じて手を伸ばしたものは 一瞬で消える 「なにもない」 誰の言葉も…

私と病気と退職と煙

私は私の言葉を押し殺さない 12月から働いていた写真カフェの職場を、 辞めることになりました。 「たかがバイトがバイト先を辞めただけ」 の話ですが 少なくとも私にとっては、大きな変化だった。 辞める原因は「タバコの煙」でした。 お店の換気状態の悪さ…

私と病気と休学したこと

3月31日 雨の日 桜がぽこぽこと小ぶりな花を震わせ始めた 雨にふるる桜を見て 去年の今頃、私はどんな気持ちで桜を見ていただろうとふと思った あまり記憶がなくて 当時の記事を漁ってみる 私と病気と面接 - よこと病気と○○と 私と病気と夢 - よこと病気と○○…

私と病気と通院のタイプ

病院に対する考えは 大きく分けて2種類あると思う 通院することを 「認めたくない」と思うタイプと 通院することで 「救われる」タイプ 私は後者の人間で 初めこそは抵抗の塊であったけれど 今となってはもう薬をもらいにいく場所で 大切な場所の1つになっ…

私と病気と「先生へ」

先生、あのね 私、大学に入って教師を目指しました バイトは塾の講師をしてるといったら 先生は「まさかお前がな」って顔で 驚きながらも、どこか嬉しそうでしたね。 そりゃそうだよね 高校の時からあんなに問題児だったもんね 怪我をしてそれまで全てだった…

私と病気とあの胸元

彼のことは、もう何も覚えてはいなかった ただ今日の風が生ぬるかった事とか 港の潮が引けていた事とか 観覧車が不気味にそびえ立っていた事とか そんな事しか思い出せなかった。 胸板 唯一私が覚えている彼のパーツだった ああなんて、安心感のある胸元だろ…

私と病気と闘病

写真が、楽しくない こんなことは初めてで 今まで私の全てだったそれが 見るだけで苦しいものに変わってしまった事が 悲しくて 悔しくて だけど理由は、なんとなく、わかっていた。 ここ数週間 退学届を出し、終わらせたと同時にすぐ 出願届を作る日々で そ…

私と病気と推進力

昨晩、お母さんと2人でケーキを食べました 小さな小さなケーキ 「大っきいのは、また卒業した時」 そう、約束をしました 昨日2017.2.21をもって 私は東洋大学を卒業しました。 正確にそれは 「私以外の誰かが望んだ退学」 書類を提出した日は、泣きませんで…

私と病気と退学届

終わらせるなんて 簡単な事だと、思っていた 必要な書類はもう揃っていたし 背中を押してくれる人たちもたくさんいた 次に進む道(転学先)も決まっているし やりたいことだってはっきりしている なのに私は今 退学届を握りしめたまま駅のホームで動けない 家…

私と病気とばあちゃん

私がまだ中学生だった頃 私はおばあちゃんに大量の写真を送りつけたことがあった。 それは中学の修学旅行で 私はデジカメ(ただの一般家庭機)片手に いろんなものを撮った 友達の写真でもないその写真のほとんどは、 しょうもないものばかりだった。 てんとう…

私と病気と変わった田舎

帰れば、眠れると思っていた。 朝7時、隣で起き上がる音がする 私はそこではじめて眠りにつく 午前11時、雷じじ様の大声がする 耳が随分遠くなった雷じじ様は大音量で 私を揺さぶり起こす 眠い目こすって正午、階段を降りれば 怒涛のばば様の憎悪の波にのま…

私と病気と引きこもる理由

お布団にくるまっていることが あの頃の私にできる、精一杯でした 体調が、安定しなくて 目眩やら胃もたれやらが酷く 朝まで寝付けない夜が続いています。 いっそのことインフルなら楽なのにと どんなに思うか。 体がしんどいと心もしんどくなっていくようで…

私と病気と退学

大学にくると やはり涙が、こぼれそうになります。 しかしそんなことを 学食でぼっち飯を取りながらしてしまうと 周りからの視線で殺されるわけで ぐっと涙をこらえてる所存です。笑 大学に着くと 大学生たちがキラキラと輝いて見えました 手に書かれた文字…

私と病気と母に望む事

家事が、苦手です。 「洗濯たたんどいてくれる?」 眠る前に携帯をいじっていた私に、 母は突然言ってきたよ。 いろいろ考え答えを絞り出せずに 無言で俯いていたら 母は追い打ちをかけてきて 「少し考えさせて」と私は言い渡したの。 すると母は「今、答え…