よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

独り言

もしも私が死んだら

もしも、私が今死んだら この部屋に今朝までいた私が 忽然といなくなる 布団は起きたままで、 シーツにはしわがそのまま残ってて 布団はベットから少し垂れたまま テーブルの上には飲みかけのマグカップ いつも使っていたカップ たくさんの化粧品 赤、オレン…

私と病気と甘える勇気

おかんにな 今月めっちゃ勉強してんやで って見せたらな やっと普通の学生やなって言われたんで なんで普通と比べるんよ 私の舞台はここなのに、どうしてそっちに引きずり下ろして比べるん 褒めることが苦手な親の子供は 甘えるのが苦手な人間になる 甘える…

私と病気と向き合う力

終わりが怖い お日様の終わりが怖い うわごとのように繰り返す こんな夜に1人はいやだと あなたとの終わりが怖い 気づかないうちにまた あなたを壊してしまうのだろうか それともそれよりも先に 私が向き合うのに疲れてしまうのだろうか 向き合うことは、何…

私と病気と「死んでしまいたい」

死んでしまいたい という言葉が、あまりにも心地よく すっとなじんだことに驚いた。 ああ私は今、死んでしまいたい。 今まで何度か落ちてしまうことはあっても、 死んでしまいたいと思ったことは一度もなかった。けれど今初めて、涙にくれながら私は心から思…

私と病気と手放すこと

この日を この夏を 一生忘れないなんていうけれど 本当に一生忘れないのは幸福の記憶でなく 悲しみの記憶だ。 順調に見えていた日々が一瞬で闇に飲み込まれてしまうのは、そんな記憶が根強く残っているから いま私が大切にしている人が、 あの時の彼となんと…

私と病気と恋すること

恋をするたび、いつも悲しかった 気づいた瞬間が、恋の終わりだった 頭にあるのは あの人を好きという気持ちでも どうやって振り向いてもらおうと言う気持ちでもなくて 「私じゃ、だめだ」という思いだった 普通でない。 なにをしても普通の彼女と同じような…

私と病気と1冊

通信大学に入って1ヶ月と半 やっと1科目、1冊の教科書を読みおえた たったそれだけなのに 涙止まらなくなっちゃって、 変わってやりたい 強くなりたい 負けたくない もう泣きたくない 見返してやりたい 走りたい 誰に何も言わせたくない 「したい」ことばか…

私と病気と眠剤

眠剤が嫌いだった 夜は眠りたくなかった 眠るのが怖かった 朝になって部屋が薄明るくなり始めた頃に 安心してようやく眠る そうしてすっかり日が登りきった頃に目を覚まし、足りない1日を嘆くように夜を迎えた 眠剤は、よく効いた 効きすぎるくらいだった 副…

私と病気と狭まり

ご飯は、美味しい 紅茶とパンは中でも最高だ 睡眠は、まあ効率悪いながらも しっかり取れている どちらかというと、過眠 それに伴って母親の機嫌が悪くなっているのが、よくわかる なんとなく体がだるくて なんとなくやる気がおきなくて なんとなく、いつも…

わたしと病気と春

桜を見ても心ふるわない 美しい言葉など一寸もでてこない 咲き誇るピンクを見ては、心が苦しくなり じわり涙が、こみ上げる 花びらは風に吹かれ 瞬く間に空に舞い上がり ゆらりふわり、地に堕ちる うまく、笑えない 桜を見つめ自転車を漕ぐ人も 手を繋ぎ桜を…

私と病気とどん底

多分、どん底にいた 大事なものを奪われ 体は悲鳴をあげ 全神経が、砕け散るような 久しぶりに、あの感覚だった 体がどんどん黒くどろっとしたものに飲まれ 目を閉じれば涙が溢れた 光だと信じて手を伸ばしたものは 一瞬で消える 「なにもない」 誰の言葉も…

私と病気と退職と煙

私は私の言葉を押し殺さない 12月から働いていた写真カフェの職場を、 辞めることになりました。 「たかがバイトがバイト先を辞めただけ」 の話ですが 少なくとも私にとっては、大きな変化だった。 辞める原因は「タバコの煙」でした。 お店の換気状態の悪さ…

私と病気とあの胸元

彼のことは、もう何も覚えてはいなかった ただ今日の風が生ぬるかった事とか 港の潮が引けていた事とか 観覧車が不気味にそびえ立っていた事とか そんな事しか思い出せなかった。 胸板 唯一私が覚えている彼のパーツだった ああなんて、安心感のある胸元だろ…

私と病気と母に望む事

家事が、苦手です。 「洗濯たたんどいてくれる?」 眠る前に携帯をいじっていた私に、 母は突然言ってきたよ。 いろいろ考え答えを絞り出せずに 無言で俯いていたら 母は追い打ちをかけてきて 「少し考えさせて」と私は言い渡したの。 すると母は「今、答え…

私と病気と誓い

クリスマスだね うん、そうだね 今年の予定は? くりぼっちだよ、、、 いんじゃない?去年のが散々だったでしょ やめて、、、 恋人はいたものの病気悪化中で ろくな場所にいけなくて 一生懸命練ったプランも全く喜んでもらえなくて、一緒にいる最中に発作お…

私と病気とまともな恋

性懲りも無く 人を好きになってしまうのは、なぜなんだろう 病気が再発してから私は 何度も人を好きになっては、人を傷つけ、 人に裏切られてきて 心はもう限界のはずなのに それでもまた誰かを好きになった 病気が再発してから私は まともな恋ができなくな…

私と病気と発作

寝ようと目を閉じると 不安ばかりが頭をよぎる時がある それは未来とか恋とかお金とか そういう類いの不安じゃなくて ただひたすらに 発作を起こすという不安 やりたい事はたくさんあれど その一つ一つをやっている自分を想像するたび 発作を起こし そして社…

自分が嫌いだ 自分が嫌いだ 自分が嫌いだ この顔も この髪も この声も この体も 全部、捨ててしまいたい 何処かへ、行きたい どこか、知らないところへ 涙は枯れる意味を知ってて ここに、いるの? 苦しい つまらない なにもない 久しぶりに、呼吸の仕方が、…

私と病気と恋

病はいつ、どんな時も 私たちのしがらみとして残る。 それは気になる人ができたときでさえ。 強気で行くことなんて、できなくて だってこんなお荷物 こんな、ごみくず。 あなたには、重すぎるもの。 あなたには未来があって わたしには、なにも、なくて。 あ…

私と「どうして学校にいかないんだ」

「どうして何も言わないんだ」 挟んだ机の向こう側から攻め立てる両親 嚙みしめる唇 我慢しきれなかった涙 握りしめた拳 言わないんじゃなくて 言えないんだよねえ だって痛いほど分かってるから 理解されないこと 身をもって経験してきたもんねえ 下手した…

私と病気と「頑張らなきゃ」

私は、やなやつだ あの子の穏やかで、丁寧な日々が 羨ましくて、仕方ない 私は、知っている その穏やかに見える日々は タテマエとホンネが混じったものであることも 決してあの子が望んだ生活ではないことも 私は知ってるのに、 羨ましくて、仕方がない 私は…

私と病気と知らない人

「どうせあなた、明日も何もないでしょ」 私は何度 あなたのその言葉に傷つけばいいのだろう 「学校いきます」なんて強がりで返したって わかってるよ それが本当で悔しくて何も言い返せなくて でもそれでも、精一杯、生きていて だけど、たわいないその言葉…

私と病気とフラッシュバック

大学に行きたいどうしてだろう。今が今生きている世界がこんなにも暖かくて周りには大切な人もたくさんいて大好きな人もいてこんなにも心地よい世界にいるのにどうしてまだ私は、捨てられないでいるのだろう不意に起こるフラッシュバックが私の脳を焼き焦が…

私と病気と波

体調を崩して思い出す久しぶりの闘病してる感。今までできるようになっていたことも怖くなくなっていたこともこの時ばかりは、0からのスタートになる。常につきまとう予期不安にさいなまれて何もできない、どこへも行けない。たかが頭痛、倦怠感、目眩、立ち…

私と病気と分かって欲しかった事

大切な人が身体を壊すのを見るのはとても辛い。いなくなってしまうのではないかと、深い恐怖にのまれてしまう。生きていてくれれば充分だけど、それでもやっぱり出来るなら健やかに生きていて欲しいと思う。 きっと、私のことを応援してくれる人もこんな気持…

私と君とサヨナラ

なにが悲しいってわかってしまうことだよ あなたが離れていく人なのか離れていかない人なのかもうあんな思いは、2度とごめんだから 改札が嫌いよ心のないサヨナラ遮断機の鳴る音君の小さくなる背中ただ見送る私振り向きもしない君電車の眩しすぎる灯り引き止…

私と病気と言葉

色んな人を、見てきた。初めて聞く病名に驚く人厄介者みたいな目で見てくる人仲間だと言ってくれた人変わらぬままで接してくれる人色んな人と、話してきた。それは甘えだと怒鳴り散らす人同情した目で見つめた人上辺で理解するそぶりを見せる人あたかも理解…

私と病気と短編小説

受験期の話を1つ、しようと思う。高3、夏の初めのころの話。朝6時目覚まし時計が鳴る眠いまぶたを持ち上げて、目を開ける。昨日から用意されたカバンはフックにかかっており、そこに朝日がさんさんとそそかがれていた。身支度を済ませ、余裕を持って家をで…

私と病気と面接

不甲斐ない不甲斐ない不甲斐ない不甲斐ない不甲斐ない不甲斐ない不甲斐ない働くことさえできない自分が不甲斐なくて、しかたない。時間ならいくらでもあります!ガンガン働けます!お店の力になります!言いたくても、言えないことばかりで。世間に迷惑をか…

私と病気と眩む世界

人が愛を囁くたび「あなたは私のなにを知ってるの」と、怒鳴り散らしてた。たとえそれが、どんなに真摯に私に向けられた言葉だったとしても。今思えば、たぶんそれは怒りではなかった。怖かったのだ。そういうあなたがいつか離れてしまう時を、私は何度とな…