よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と1/4

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24時には布団に入って



6時に寝るのがデフォルト



そんな生活






眠れない夜は、なにをしているの?


って聞かれたら、決まって


考え事をしています


って答える




深夜の考え事は大抵が迷宮入り


いくら考えても答えなんかでやしない


そもそも答えなんてたぶん元からない




電車のこと


単位のこと


友達のこと


クリスマスのこと


親のこと


発作のこと


将来の夢のこと




あれなんだ
書き出してみたら普通の大学生が
考えることと大差ないじゃないかって

読み返して1人ツッコミ




眠れない夜に

思い出すのは


教師の言葉や

好きな人の言葉

私を傷つける言葉

私を支える言葉


全てがきっと彼らにとっては
何気ない言葉たち




だけど、やっぱり

なにを考えても、最後に残るのは




不安と、ため息。



私は、そんな夜が、
あまり得意じゃない





1/4





1日の4分の1という


この膨大な時間を

眠れるまでの時間を

私は
このどうしよもない悲しみと

戦って生きなければならない



こんなにも残酷な時間を、
人生のうちで
いったいどのくらい過ごせばいいのだろう






でもそんな世界にも
悲しみを紛らわしてくれる
1つの魔法がある







それが


電話を繋ぐこと







お話ししながら寝落ちできた日は
ラッキー!

まぁでもそんな日は1週間に1回程度で


大概私が勝ってしまうわけで


不本意にも
相手が寝た瞬間の呼吸の変化を
聞き抜く耳は天下一品もの


でも、それでいいの






誰かと繋がってる






ああ私のこの戦いは孤独ではない


それが私を強くする




受話器の向こうですやすや眠るあなたは
きっと知らないんだろうね



この電話一本で


私がどれだけ救われるか






枕を涙で腐らせる量を減らして


絶望の夜明けを
少しだけ心地よく変えてくれる



この繋がりに

この文明の進歩に

この電話越しの相手に


私はどれだけ感謝したらいいのだろう






大袈裟でしょうか。



毎日電話を請うことは


気持ち悪いでしょうか。



重いでしょうか


変でしょうか


厄介でしょうか





でも、それでも、
なんと罵られようとも、



これだけは手放したくないと


すがりつけるくらいには



この1/4の繋がりが

私の中で生きる源なのです






さぁ今日も、
新聞の配達屋さんが朝を連れてきた


朝ですよみんな

今日という素晴らしい日の始まりです


眠る直前

朝自宅を始める人たちのことを
考えながら

眠りにつきます
  

今日は雨が降ってるから
電車のダイヤも乱れるだろう

朝から時間をかけてセットした髪も
すぐ台無しになって

足先は濡れて冷たくて

最悪な朝になるだろう。



こんな時間に眠ることを許される自分を

甘ったれな自分を

私は決して許さないし

許してはいけない、そう思う


だから私は必ず
朝を迎える人たちのことを考えながら

眠りにつくのです