よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と自分嫌いなあなたへ



「自分が嫌い、いろんな面で」


あなたはいつも、決まり文句のようにそう言って。

その度に私を悲しくさせるんだ。


ねぇ、自分嫌いのあなたが好きな私も
あなたは嫌いなのかな?


私に、何ができるだろう。


自分嫌いは、
簡単に扱っていいものじゃないね。

それを根暗の一言で済ませるには
あまりに軽すぎてしまうでしょう?

きっと自分嫌いもまた、1つの心の痣なんだ。

だから、正しく、理解したいよ。



ねえ、
あなたが私の世界を変えてくれたみたいに

私もあなたの世界を変えたいの。



自分を呪うのあなたを、
私は否定したりしないよ。

それはもう1人の大切なあなただから。

どっちのあなたも、私はちゃんと、受け止めるから。



ねぇだけどね、
私の気持ちだけは、否定しないで欲しいの。


あなたの好きなところ。


その深い優しさや

ゆっくりと流れる時間も。

丁寧な手つきも、

はにかんだ笑顔も。

それらすべて
私には暖かくて、暖かくて、
奇跡に近い、幸せなんだよ。


受け取って。


拒まないで、否定しないで。


私のあなたへの愛は、あなたが決められるものじゃないでしょう?



 
時には汚くていいよ。

嘘だらけでもいいよ。

何も言えないままでもいいよ。

動けなくてもいいよ。


どんな時も
私はあなたの味方でいるから。

どんなあなたも、ねぇ、大丈夫だよ。

ちゃんと私は、受け止められるから。

あなたのもとに届くまで
ちゃんと伝え続けるからさ。



怖がらなくていいよ。

我慢しなくていいよ。

信じていいよ。

ゆっくりでいいよ。


だから、誰もいないと泣く前に
目の前の私をちゃんと見つめて欲しいんだ。


数えてみてよ。

私があなたに伝え続けたことも

私があなたのそばに、いるそのわけも。


そうだね、もしもそれでも怖いというのなら、

いっそ私とあなたとカメラと
3人でもいいよ。


いつか、

いつかフィルターを外した私を
あなたが見てくれた時

きっとその時は


その時は、

笑顔でいようと思う。f:id:yoco_0531:20160321143537j:image

photo by noa