よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気とまともな恋

 

性懲りも無く

人を好きになってしまうのは、なぜなんだろう

 

 

病気が再発してから私は

何度も人を好きになっては、人を傷つけ、

人に裏切られてきて

心はもう限界のはずなのに

それでもまた誰かを好きになった

 

病気が再発してから私は

まともな恋ができなくなった

 

まともに生きることは

もういくらでも捨てられたはずだった

だけど恋をすることは

私1人の問題ではなかった

相手までもまともじゃない方に巻き込むことになる

それはそう簡単な問題じゃなかった。

 

私は、幸せをあげられない

 

何度もそう学んだはずなのに

もう人を好きになってはいけないのに

 

私は誰かの裾を、掴んでしまう

 

そうして自分が傷つけた量に我慢できなくなっては、自らその関係を断ち切ってしまう

 

これ以上はダメだと、切ってしまう

相手の思いさえ、聞かないままに

 

それを「暴力的な弱さ」と言った

彼女の気持ちは、痛いほどわかる

 

相手に何も言えなくさせてしまう

私たちは、ずるい

 

相手が優しい人であればあるほど

そこに付け込むように弱さは暴力に変わってゆく

 

望んで得た弱さでは、ないのにね。

 

切ってしまえば楽になる

それは最大の逃避で

私たちが向き合わなければいけないと

何より自負していることで

 

 

怒らない優しいあなたに

どうして私はこんなに悲しみを覚えるのだろう

 

ああ、そうか

君は高みの見物なんだ

 

ただ私という被験者を観察台から

面白おかしく観察している

 

だってほら

私の涙にさえ気づかずに

手を差し伸べることは、一切しない

 

ただ楽しんでいたいなら

私というものの味方であることを名誉にしたいなら

無駄に愛情だけでそこにいるなら

 

とっととどっかに、行ってしまえばいい。

 

ただ生きていて欲しいと

私に願う君もそう

いつまで私を弱いもの扱いするの?

私は弱くない、何度言ったらわかるの

 

 

私を使って

いい人ぶるのはやめて

 

腹が立って、仕方ない。

 

優しさを受け入れられない自分に、

腹が立って、しかたない。

 

 

傷つけられるのは、苦しい

傷つけてしまうのは、もっと苦しい

 

苦しみと、向き合わなければいけないという思いと

苦しむくらいなら、捨ててしまえという思いが

あい混じっては濁り、滞る。

 

私が言わせてしまった言葉

「嫌なら体調不良なんて嘘つかないで 

断ってくれていいからね」

 

私が言ってしまった言葉

「あたし今あなたがいなくなったら、たぶん

やっていけないや」

 

 

あなたを、好きになりたいよ

 

でも

 

でも

 

でも。

 

 本当はすこし、あなたを試してる気がする

ごめんね。

 

だけどきっと、私に必要なのは

私を愛してくれる人でなく

私が愛せる人だから。

 

切るか、切らないか

 

その狭間で揺れる、

 

揺れる。

 

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