よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と死ぬ準備はできている

 

死ぬ準備が、できてしまった。

 

 

3月からインターンとしてゲーム業界で働き、

4月いっぱいで仮卒業となりました。

 

インターンとはいえ10-19時のフル出勤

そしてベンチャーだったのでやらせてもらえる

業務やタスクもそれなりのものでした。

 

ずっとずっと、憧れだった。

かわいいヒールの靴、それと

上品なスカートに白のシャツ。

トレンチコートにモカ色の鞄。

 

ゆうゆうとオフィスで働くことが、

昔から、私の夢でした。

 

そしてその夢は一度

もうどんなに手を伸ばしても届かないところにまで行ってしまったものだった。

 

それは私が一度手放した「普通」

 

学校に通うこと

働いてお金を稼ぐこと

社会に出ること

朝に起きて夜に眠ること

深く、呼吸をすること

 

生命の淵

死のちょうど隣側

 

いなくなってしまいたかった。

どうして生まれてきてしまったのかと、

毎朝泣き叫んだ。

 

あの時私は間違いなく暗闇の中にいて

いくら光は差し込めど、もう二度と

普通に戻れることはないと思っていました。

 

自分には生きる権利も

誰かを愛する権利も

何かを欲する権利も

何もないと、そう思っていました。

 

 

そんな私が、今、普通に戻れていること。

 

 

どうしよもないほど信じられなくて

それでも、いくら泣いてもひっくり返らない現実で

 

私はこんなにも、どうしよもないのに。

 

それなのにあの時救われたみたいに、

今は違う人たちがみんな

「よこちゃん、よこちゃん」と呼んでくれる

 

それがどうしよもなく、嬉しくて

 

この声に出会うために私は生きてきて

きっとこの先も生きていけるのだと思った。

 

そうやって愛おしく

私の名前を呼ぶ声があるところが、

わたしの居場所になった。

 

いつだってずっと、そうだった

 

正直22歳を迎えられると思っていなかったし、

迎えた時点で私にとっての最大な夢は叶っていた。

 

よく「夢はなんですか?」と聞かれるけれど、

叶えるだけが、成し遂げるだけが夢でしょうか。

 

わたしの夢は自分がもういいと思えるところまで生きることです。

 

そして、死を、他の誰でもなく、自分で選ぶことです。

 

生きることも

働くことも

愛することもできた私はもう

これ以上に悔やむことなどなく、

残すはただ、自分で死を選ぶだけになりました。

 

死ぬ準備はできている。

私は今、この上ない幸福の海の中にいる

 

私にはもう、何もない。

 

だからもう、何も怖くない。

 

これでやっと、胸を張って歩ける気がした

私は私にもうすこしだけ

近づいてゆけるだろう

 

 

私は

私はたくさんの命を見てきました。

たくさんの痛みを見てきました。

命の終わりは、あっけないです。

 

また明日、なんて、こないまま

 

あっけなく

壊れてしまった。

 

でもきっと、それでよかったんだと思います。

それが、彼が望んだ最後なのだから。

 

私は

人と、心と、命に関わる仕事がしたいです。

 

助けたいなど、傲慢な気持ちはなく。

 

切り裂くような痛みを

滴る微かな一滴を

余すことなくこの手で

 

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