よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

5時と発作と15分





最近毎日だ







突然発作が起こる





それは明け方5時ごろのこと




理由はわからない





眠れないが

静かに



しんしんと


つもって


つもって



耐えきれなくなるのが


 


明け方、5時の時間




発作が起こってから


血なまこでピルケースを探して


貪るように、薬流し込んで



それを吐き出さないように
ぐっと力を入れて





薬が効くまでの15分間が




勝負の時間






手足がしびれて


上か下かわからなくなって



まともに呼吸ができなくなって



それを必死に誤魔化して


誤魔化して





耐えるしか、ないのです




為す術は何も、誰にも、ないのです









その15分の間はね






死がすぐ隣にいるよ。






ぴったりとかたよせて来るよ





あぁ、だからほら、夜が怖いんだ。


早く眠らなきゃ、こいつが来るんだ。



だから私はあせって
余計、眠れない。




初めから薬を飲めばいい



そうかもしれない



でもね
発作の後に薬を飲んで
効いてくると





どろんっと



視界が溶けて



なんとも不快な眠りにつくんだ






あのね

薬を飲むと



このまま寝たら一生目覚めないんじゃないかって。


そう、思って



やっぱり




怖いんだよ。





怖い、怖いよ。



どうしたら


この夜から、逃れられるの




だって夜は

毎日やってくるのに。





怖い。




怖い。





夜の間一晩中


誰かに抱きしめられれでもしたら



この苦しみから



解放されるの。


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