よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と「苦しい」

大好きな人がいた。 その時の私の小さな世界では、その人だけが全てで。 だから私はどんな方法でも、彼を繋ぎ止めておきたかった。 これほどと言わんばかりの、愛を注いだ。 最初は喜んでいた彼も いつしかそれだけでは物足りなそうな表情になった。 私は物…

私と病気と波

体調を崩して思い出す久しぶりの闘病してる感。今までできるようになっていたことも怖くなくなっていたこともこの時ばかりは、0からのスタートになる。常につきまとう予期不安にさいなまれて何もできない、どこへも行けない。たかが頭痛、倦怠感、目眩、立ち…

私と病気と分かって欲しかった事

大切な人が身体を壊すのを見るのはとても辛い。いなくなってしまうのではないかと、深い恐怖にのまれてしまう。生きていてくれれば充分だけど、それでもやっぱり出来るなら健やかに生きていて欲しいと思う。 きっと、私のことを応援してくれる人もこんな気持…

私と君とサヨナラ

なにが悲しいってわかってしまうことだよ あなたが離れていく人なのか離れていかない人なのかもうあんな思いは、2度とごめんだから 改札が嫌いよ心のないサヨナラ遮断機の鳴る音君の小さくなる背中ただ見送る私振り向きもしない君電車の眩しすぎる灯り引き止…

私と病気と半年

学校に行けなくなって半年が、経ちます。この半年に忘れたくないもの、よこはたくさん、 忘れてしまいました。手に書いた「課題」の文字も2限の始まる時間も食堂のあのメニューの味もヒールで歩く校舎の音も忘れたくないことばかりなのにね。それでも今が好…

私と病気と母

いつもより早く目を覚ました予約していたケーキを取りに行ったケーキはこっそり冷蔵庫の奥に隠した昨日から仕込んでおいたマリネを取り出す少し口に含んで見るうん、美味しくできてる。今日は母の日スーパーのチラシには3.4日前から母の日特集!なんて大々…

私と病気と誰もいない道

誰もいない道が、嫌いだった。昼下がりの午後外に出なくちゃと、ありもしない義務に縛られて、重い足を引っ張るように家を出た外には誰も、いなかった。みんなは、「社会」にいた。学校、会社、電車に車私1人が、この世界にいるようだった。「なにしてるんだ…

私と病気と言葉

色んな人を、見てきた。初めて聞く病名に驚く人厄介者みたいな目で見てくる人仲間だと言ってくれた人変わらぬままで接してくれる人色んな人と、話してきた。それは甘えだと怒鳴り散らす人同情した目で見つめた人上辺で理解するそぶりを見せる人あたかも理解…

私と病気とココア

君とサヨナラした後は、しばらく動けなくなる。改札で君の背中を見送って私は行けないその先を思い描いてはおののいて自分の不甲斐なさに潰れそうになる。 だけど、どうしてだろう。君の隣を歩くと自分が病気なことを、忘れてしまうのは。会いに来てくれてい…

私と病気と短編小説

受験期の話を1つ、しようと思う。高3、夏の初めのころの話。朝6時目覚まし時計が鳴る眠いまぶたを持ち上げて、目を開ける。昨日から用意されたカバンはフックにかかっており、そこに朝日がさんさんとそそかがれていた。身支度を済ませ、余裕を持って家をで…

私と病気と面接

不甲斐ない不甲斐ない不甲斐ない不甲斐ない不甲斐ない不甲斐ない不甲斐ない働くことさえできない自分が不甲斐なくて、しかたない。時間ならいくらでもあります!ガンガン働けます!お店の力になります!言いたくても、言えないことばかりで。世間に迷惑をか…

私と病気と夢

正式に休学することになった。 4月1日 みんなが3年生になったとはしゃぐTwitterのタイムラインを ただぼんやりと見つめいた。 今日からこうして少しずつずれていくのだろうと。 そうしていつか ズレさえもわからなくなって いくのだろうと、思った。 それが…

私と病気と眩む世界

人が愛を囁くたび「あなたは私のなにを知ってるの」と、怒鳴り散らしてた。たとえそれが、どんなに真摯に私に向けられた言葉だったとしても。今思えば、たぶんそれは怒りではなかった。怖かったのだ。そういうあなたがいつか離れてしまう時を、私は何度とな…

私と病気と自分嫌いなあなたへ

「自分が嫌い、いろんな面で」あなたはいつも、決まり文句のようにそう言って。その度に私を悲しくさせるんだ。ねぇ、自分嫌いのあなたが好きな私もあなたは嫌いなのかな?私に、何ができるだろう。自分嫌いは、簡単に扱っていいものじゃないね。それを根暗…

私と君と生きること

「死んでしまいたい」そう嘆く人に、私は、何も言えない。たとえそれが、知らない人であったとしても、親友であったとしても、家族であったとしても。きっと私は、なにも、できない。だって私には、その人の痛みなんてこれっぽっちもわからないから。張り裂…

私と病気と否定

「1からだよ」というと「そんなことないよ」と、笑う。その顔があまりにもせつなくて。 「そういうことじゃなくて」それでも私は、うまく言葉にできなくて理解してくれようとする人たちに、何1つきちんと、向き合えず相変わらず、不甲斐ないままで。そのた…

私と病気と愛する事

病気を持つということ人を、好きになってはいけないということ例えば恋人ができたとして私は、会いに行けない会えても途中で息の仕方がわからなくなって、苦しくなってしまうことがあって人と2人きりで会うのが、怖い。私が唯一、大丈夫な空間それが撮影撮影…

私と病気と生きている事

あまりにも強い感情に触れてしまった時よこの頭は、ショートします。それが、自分の感情でなくても。他人の強い感情や憎しみ、喜び、悲しみ、声にならない思いに触れてしまった時激しい動揺が、止まりません。毎日そんなんでは生きていけないことをよこは20…

私と病気と春嵐

気づけば季節が秋から冬に変わっててきっとこの嵐がすぎされば、もうすぐに、春が来る。ブログを始めた4ヶ月前生きてることが苦しくて苦しくて奪われた普通に必死にしがみついて弱音のやり場に困って始めたこのブログ私と病気と新しい薬 - よこと病気と○○と…

私とビビ

憎しみしか、無いと思ってた。でも本当は、本当はちゃんと知ってた。最後まであなたは、ちゃんと優しかったこと。私がいけなかったの。私が絶対に言ってはいけない言葉をあなたに、言ってしまったから。だからあなたは、最後まで、なにも、できなかったのよ…

私と病気と知らない人

甘える、ということを知らない人が、います。初めて会ったその人は気持ち悪いくらいに元気で笑顔が眩しい人でした。だけど、いつも、心の真ん中、ちょうど奥のところには冷たくて硬い。何かがあるのを、感じていました。その人は人のために生きることには尋…

私と病気と罪

全部、身の回りで起こる不幸全部を病気のせいにしてしまうことは容易い。病気の名前も将来の夢も「好き」も「助けて」も今の私には簡単に口に出せないことばかりで。世の中に溢れる、偽善者達は優しく、甘い、蜜のように笑う。お砂糖で固められた甘ったるい…

私と病気と被写体2

昨日久しぶりに撮影会があってねよこの居場所はここだなぁと再実感しました。カメラの前に立てば、グレーががった世界が一気にひっくり返る。まるで色鮮やかなプールにダイブするように。ストロボのまばゆい光にシャッターの切れる音シャッターの音がなるた…

私と写真と天国

heaven【名】天国、楽園 お布団は、天国でも、天国(お布団)にいたって常にいろんなしがらみは絡みついて私を離さない絡まる髪の毛のように長いツタのようにあなたも来てみればいいきっとわかる灯りは微か手の平で握れるほど見たくない所ばかり見えてくるそれ…

私と病気とハサミ

ずっと伸ばしてきた、髪を、切りました。 ちょきん。にぶいハサミの音がお風呂場に響いた後パサリ、と髪が床に敷かれた新聞紙の上に落ちる音はい、お家でセルフカットです。今のよこは、美容院にいけません。怖くて、どーしても、踏み出せないのです。情けな…

私と病気と波

体調が、よくなりだしてできることが一つずつ増えて新しい夢が、できて希望とまではいかないけれど明日を見据える余力くくらいはできてきて、できる範囲で、やりたいことができることが続くようになっていた。でもそんな夢のような日々はとても些細な体調不…

私と病気と不眠

夜が、長すぎやしませんか昨晩24時よこは確かに、眠りについたはずです久しぶりの睡眠薬に藁にもすがる思いでダウンロードした睡眠用BGM適度に温めた部屋にほのかなラベンダーアロマの香り柔らかな光の間接照明お風呂上がり、温まった体条件は、揃っていたは…

私と病気と2:5

に、たい、ごよこの世界は2:5 土日に働いて月火水木金はお休みですでも世間一般は5:2よこの世界は世間一般のそれとま反対の割合の中に成り立っていますだから友達と話していると時々感じるその小さなズレ、がよこの首をめいっぱい、絞めてきます。2:5と5:25:…

私と病気と電車の夢

昨晩、電車に乗る、夢を見ました正確には、電車に乗れる、夢ですぴょんっとそれはそれは驚くほど軽い足取りで乗りました戸惑いも不安も恐怖も混乱もそこにはなにひとつ、ありませんでした今までよこは、電車に乗る夢をみてきたけどそれは夢の中で1番、怖い夢…

私と病気と2人だけ

夢は叶うよななんて、偽善ごとだれが考えたんですか 大っ嫌い現実なんて大っ嫌いもういい、もういらない全部全部自分から手放してあげるよ諦めないで前を向いて夢を持ってばーかばーかばーか潔く諦めてもう無理だって夢が全て叶うわけじゃないことくらい自分…