よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と発作

 

寝ようと目を閉じると

 

不安ばかりが頭をよぎる時がある

 

それは未来とか恋とかお金とか

そういう類いの不安じゃなくて

ただひたすらに

発作を起こすという不安

 

やりたい事はたくさんあれど

その一つ一つをやっている自分を想像するたび

 

発作を起こし

そして社会からまた退けられる図ばかりが

浮かんではこびりつく

 

 

予期不安

 

 

でもそれに負けては

何もできない何も変わらない

だから怖くても動くしかない

わかっている

 

でも、怖い

 

一度怖いと思ったその思考は

そのまま止まることなく

頭の中を真っ黒に染め上げ

 

薬に、手が伸びる

 

 

「どうしてこうなった」

 

もうずいぶんおぼろげだが

昔の私は、そんなことばかり綴っていたように思う

 

何度も心の中で、その言葉を繰り返していた気がする

 

 

どうしてこうなった

どうしてこうなった

どうしてこうなった

 

どう、して

 

 

それは唱えるたびに

心がきしんでゆく不思議な魔法であった

 

しかし唱えずにはいられない

それは涙と同じ分溢れ出してきた

 

いくら問えど答えはなく

ただひたすらに、無が眼下に広がっていた

 

静かな夜には
肯定など始めたら一寸も無く
ただ否定だけが煩いくらいに響き

 

もはや痛みも辛さも無く

ただ、痛みが

悲しみと一緒に、私を笑っていた

 

 

そうして1度失われた「普通」は

「異常」として私の首を締め上げた

 

それはそれはきつく、かたく。

 

そのうちに時間がじっくりかけて

「異常」を「普通」に変えた

 

もう今の私は

どうしてこうなった、なんて

眠れない夜に問うこともない

 

問うてもどうしよもない

それは本当に誰も悪くなかったのだ

 

嘆いても足掻いてもしかたない

ここが、私が戦う場所だから

私が生きる世界なのだから

 

 

不安に飲まれそうになる夜には

思い出す

 

戦いたくても戦えなかった日々を

 

やりたいことはなんだってできる

行きたいところへはどこへだって行ける

 

そう高らかにうたったけれど、

そこへ行く足を

それをする術を持たなかった私は

きっと最高に不自由だった

 

ひたすらにお布団にくるまってた

あんな日々はもう、ごめんだから

 

 

怖くても

挑めるという幸せを

 

その足を、術を持っている私は

きっと全然どん底なんかじゃないから

 

不安に飲まれそうになった夜には

ついこないだのように思い出す

 

誰もいない海辺で

ひとり、砂浜に立っていたあの頃を

 

 

 

発作がなんだ

お前にビクビク怯えて

掴みたい手も掴めずに

大切なものを失うくらいなら

 

呼吸のできない何十分も

耐えてみせようじゃないか

 

私はあんたなんかに負けない

絶対に

私には、幸せになる権利がある

 

頑張って生きてるやつにはみんな、絶対ある

 

いざ発作がきたって

心の中で

うはーwwwwしぬぅうwwwww

って笑い飛ばしてやればいい

 

逃れられないものに怯えて

うずくまってるのは

とても、愚かだ

 

大丈夫、あんたは強いよ

 

ここまでこれたんだから、大丈夫

 

発作に怯えて死ぬ人生より

発作にうろたえながら

うひーうひー言って

生きてる私の方がよっぽど私らしい

 

怖くてどうしよもなくなったら

全部投げ出して逃げればいい

いくら社会にゴミクズ扱いされたって

気にすることなんてない

あんたはちゃんと自分の罪もわかってるから

また0から始めたらいい

 

大丈夫、弱さを受け止めてくれる人も

背中を押してくれる人も

君にはもう、たくさんいるだろう

 

大丈夫、だから安心して

戦っておいで

 

発作に負けるな

自分の世界は、自分で作るんだ

 

 世界は君の思うようにできている

そしてそれは、

 

君の知るきっと何百倍も、広大だ

 

 

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私と病気と休むこと

 

高校生のころ、私はよく学校を休む子だった。

 

体調を崩しやすいというのもあったけれど

その頃から少しずつ病気の気配があったり

 

部活関係でうまくいっていなかったりで

休みがちだった。

 

一度軽い不登校になった時もあって

その時は親とも上手くいかずにぶつかり合ってしまって、

でも部活の子や顧問、先生に救われて

なんとかやり直すことができた。

 

 

そんな私は、

休む側の気持ちが痛いほどわかる!!!!

 

 

辛いよね

苦しいよね

 

周りの一字一句を気にしちゃってさ

どう思われてるんだろうってヒヤヒヤして

 

ごめんなさいなんていいたくないのに

こぶし握って我慢して

ごめんなさいを絞り出して

 

周りの目が痛いくらい突き刺さって

そんな自分に嫌気がさしてさ。

 

 

高校は、一度休むと授業に追いつくのが大変で

移すノートの量がどんどん増えて。

完璧を求める私のやる気はどんどん減っていっていた。

 

だから私は同じように学校を休む子がいた時

私は必ずその子の分のノートを取った。

 

二つとる余裕がない時はコピーを用意しておいたりした。

 

「ノート貸してもらてえるかな」

それを言うことがどれだけ難しいか

苦しいか、知っていたから。

 

たとえその休んだ理由がなんであったかわからなくても、ズル休みだったとしても。

 

そんなのは、どうだってよかった。

 

「ごめんなさい、体調を壊してしまって」

なんて言ったって

信じてもらえないんだろうな、って

私は思ってたもの。

 

 

だから理由なんて、どうでもいいんだ。

むしろ聞くのはちょっと、ナンセンスだとさえ思う。

 

 

そして大学生になって

バイトを休むことが増えた

 

バイトを休むのは完全に体調不良で

当欠をしてしまうことさえよくある

 

大人として、それは本当にあるまじき行為であることは、心から理解している。

体調管理も責任であることも、ちゃんとわかってる。

 

だけど当日になって体を壊してしまうことも

私にはすごく当たり前のようにあって

 

「本当にすいません」と送ったその言葉に

 

「了解です。」と帰ってきたその言葉に

 

一抹の不安を覚えるのは、

きっと私だけじゃないと思うんです。

 

それがただの風邪で

次回からいくらでも挽回できる人であれば

受け流せるのかもしれない。

 

だけど体が元から弱い私は

人の目を人一倍気にしてしまう私は

その一抹の不安が大きな不安が

大きな絶望に繋がっていって。

苦しくなって、逃げたくなって、自分が嫌いになってしまった。

 

そんな状態なら、

社会に迷惑をかけるだけなら働くな、と、

言われてしまうのかもしれない。

 

それでも、生きていくにはお金がいるよ。

 

 

私がまた働こうと決心し、4月から

1ヶ月間面接を受けまくった時期があった

 

前回何がいけなかったのだろうと反省した結果、病気のことを隠して働いていたのがよくなかった事に気付いた私は

その面接全てで持病がある事を話した。

 

結果

13件中、13連敗という結果を生み出した。

バイトなんて、一度も落ちたことなかったのに笑

 

働く力がないということは

この上なく辛いことだと、

この時私は心の底から思い知りました。

 

しょうがないよね

こんな荷物持ちを、会社が雇いたいわけがない。

そんな事は、わかっていて。

 

だけど悔しいと思うのを、やめられなくて。

 

 

そんなこんなで休むことに慣れている私は

 

「お休みさせてください」というその苦しさも

 

「ごめんなさい」というその悔しさも

 

死ぬほど、わかるんです。

 

 

 

だから、

休む人に対する接し方というものが

もっと多様化して欲しいと、思うんです。

 

 

私の周りの人は

私のことをちゃんと理解してくれてる人は

 

私が休みそうになった時も

「絶対無理しないでね」

と、言ってくれる。

 

私にその一抹の不安を与えることなく

私が私を責める暇もないほどに

暖かい言葉ばかりを送ってくれる。

 

それは、友達に限らず

社会人にだって、そういう方はいます。

 

「了解です。おきなさらず、ご自愛くださいね。」

 

そうおっしゃって下さる方もいます。

 

 

大人になればなるほど

休みは甘えで、義務の放棄で

「いけないこと」になっていく。

 

それでも休みへの対応はもっと

いろいろあっていいのではないかと思うんです

 

 

少なくとも私は、そういう人でありつづけたい

 

 

どんな理由だって

たとえその理由が嘘だって

 

「休むことは悪いこと」

みたいな対応をしたくない。

 

 

学校を休んだ友達がいたら

大丈夫?ってLINEして、ノートをとったりして

 

風邪や用事で遊べなくなった友達がいたら

全然気にしないから、とにかくちゃんと休んでね。また元気になったら絶対遊ぼうね。

と言えて

 

体調不良で仕事を休む人がいたら

大丈夫ですか?ご自愛くださいね。

と言えるような

 

 

 「休ませてください」それをゆうのに
どれだけの勇気を使ったのだろう。

 

そんなことを、考えられる人に。

そんな、暖かい人でいたいです。

 

 

そして同じようなことを経験したあなたも

このご時世にとって貴重な暖かい人間になれるよ、きっとね。

 

 

そんなことを考えた風邪っぴき期間でした(´-`).。oO

 

 

今日はこのへんで

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photo by minto

 

 

 

私と病気と両親に思う事

 

突然ですが、私は両親が、嫌いです。

 

 

母親は

1人になりたいのに干渉してくるし

家事をしないと怒るし

「なにもできなきんだから」と怒鳴られたこともある

 

時々、私の気持ちなんて何も理解してないような言葉を投げつけてくる

 

朝寝たばかりなのに午前中に無理やり起こしてくるし

体調悪くてご飯が食べれないのに、それも知らずに食べないことにケチをつける

 

 

父親

機嫌が悪い時すごく怖いし

いつも私は家で顔色を伺っているし

人にうるさいって言うくせに自分はサッカー観戦してる時もっとうるさいのに

 

昔小さい頃、お仕置きに洗濯機にいれられた時は本当に怖くて、それが今もトラウマで

ギャン泣きして泣き止まない私を叱りつけ

私は過呼吸に1人で苦しんだ記憶もある

 

学校に行けなかった時もどうしてだと

呆れ笑うように私のことを見てきたその視線を未だに覚えてる

 

 

 

許せない、ことばかり。

 

一度心にできた痣はそう簡単に消えないよ。

 

 

だけどね

 

ちゃんと、わかってるよ。

 

 

朝起きれない私のために

母親が起きやすい目覚ましを買ってきてくれたこと

 

朝少し日差しが入るようにカーテンを少し開けて行ってくれること

 

夜中に地震が来れば、どんなに小さくても必ず部屋に確認に来てくれること

 

大概の悪さは見て見ぬふりして許してくれること

 

私の作ったご飯を美味しい美味しいと山盛り食べてくれること

 

理解しようと、きっと知らないところでたくさん勉強してくれてること

 

学校いくの?じゃなくて

今日は何するの?って聞いてくれること

 

 

ちゃんと、わかってるよ

 

高校の第一志望に合格した時

誰よりもお父さんが喜んでくれたこと

 

周りと同じようにできなくて人一倍

お金をかけてしまっているのに

嫌な顔なんて、辛い顔なんてみせずに

ちゃんと必要な分用意してくれること

 

私たちにはお前の気持ちがわからないから

お前が1番楽な道を選べばいいよと

言ってくれたこと

 

カメラを私に与えてくれたこと

 

最近怒鳴るのを控えてくれてること

 

学校に行け、なんて一度も言わないでいてくれること

 

 

 

子供はちゃんと、わかってる。

 

愛されていること。

 

わかってるよ。

 

 

ねえ、きっと、何度も何度も許しあえるよ

それがきっと、家族だから

 

 

親に何度傷つけられたって

それでも溢れる感謝ばかりがまさってしまって

 

 

ほんとは、震える声でいつもつぶやくの。

 

ごめんなさい。

こんな娘で、ごめんなさい。

期待に応えられない娘でごめんなさい。

普通にできなくて、ごめんなさい。

 

 

働けなかった時

母親が毎月お小遣いにとくれていた1万円

 

姉がそれを知れば
私のことを罵る事をしっているから
母はそっとその言伝の書かれたメモと1万円を隠して渡してくれた

 

20過ぎたいい大人がさあ、

毎月のお小遣いをもらうんだよ。

本当、情けなくてしかたないよねえ。

 

 

 

ごめんなさい、なんて

情けない、なんて

 

そんな風に子供に思わせてしまう親は

ダメな、親でしょうか。

 

 

そんなこと、ないです。

 

私の親はだめなんかじゃないです。

親だって1人の人間で

たった一度の人生を生きていて

できるなら荒波立てることなく幸せにいきたいはずなのに

それなのにこんなアブノーマルを持ってしまって

 

本当は見捨てられたって、おかしくないはずなのに。

 

産んだ方に責任があるなんていうけれど

親からしたら「こんなはずじゃなかった」

 

そうでしょう?

 

親だって1人の人間だから。

 

 

それでも、私をここまで育ててくれた。

見捨てることなく、向き合ってくれた。

 

たくさんたくさん

愛してくれた。

 

 

許せないことなんて、たくさんある

それでもきっと

私たちはちゃんと、愛されてる。

 

もしも

愛されてるのがわからなくなってしまったら

どうか小さな頃を思い出して。

 

 

学校から帰ってきたらあったかいココアを入れてくれたのは誰?

 

涙して帰ってきたら優しく抱きしめてくれたのは誰?

 

朝早く塾に、部活に、学校にいくあなたに

あなたよりもっと早く起きて

お弁当を作ってくれたのは誰?

 

日曜日に、遊びに連れ出してくれたの誰?

 

疲れ眠ったあなたをおぶってくれたのは誰?

 

ショッピングモールでアイスクリームを買ってくれたのは誰?

 

一緒に食べてくれたのは誰?

 

口についたアイスを拭ってくれたのは誰?

 

空が届くほど高く、高く

大きく、持ち上げて

私を喜ばせてくれたのは、誰?

 

 

その笑顔やその温もりを

あなたは、本当に全部、わすれてしまったの?

 

 

大人になるにつれ

会話も触れ合うことも減ってしまって

愛されてることは伝わりにくくなっていく

 

それでも本当は、何も変わってないよ

 

愛は等しく今もなお

あなたにさんさんと、注がれ続けている

 

 

今日は、私の父の誕生日です。

私は小さな贈り物と手紙を書きました。

 

字は少し震えてしまったけれど

それでも伝えたい言葉は、簡単なことでした。

 

 

こんな娘でごめんなさい。

育ててくれて、ありがとう。

これからもどうか、元気でいてね。

お誕生日おめでとう。

 

愛してくれて、ありがとう。

 

 

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photo by kir

 

関連記事:私と病気の子供とその親 - よこと病気と○○と

 

私と病気と怖いこと

 

 

理解しようとしてくれる

 

その行為は、たまらなく嬉しくて

同時に、たまらなく怖いものだ。

 

 

最近よこのブログ全巻読破するという

ツワモノがぽちぽちとでてきていて

なんかもう感謝を通り超してバカだなあと思います笑(超失礼

 

それはどうやら

単に面白いからという理由と

私のことを理解しようとしている理由とから

できてるようで

 

 

それはすごくすごく、嬉しいことです。

 

 

こんな拙い言葉を

読みほどいて、大切な時間をあててくれて

感謝しかないです。

 

「隠さずにいることが、すごく立派に見える」

なんて、大それた言葉をもらったりもするけど

 

違うよ。

 

自信なんて僅かたりともなくて

本当は、怖がってばかりだ。

 

 

もしもあなたが

理解しようと、このブログを読んだ結果

 

「ごめんやっぱり、理解しきれない」

 

そう、言ってきたら、私

 

 

私。

 

 

想像しては

恐怖に飲まれてしまいそうになる

 

だって今までにそんな人を実際に

幾人も、見てきてしまったから。

 

理解されないことが当たり前のことだと

仕方こないことだと

頭ではいくらでも理解してるけど

 

だけど

一度理解しようとしてくれたあなたは

私にとってすでに

かけがえのない、あなたになっていて

 

その存在が大切であればあるほど

理解してもらえないというのは

心がつぶれるほどに、ひどく苦しく、悲しくて。

 

怖いよ。

 

あなたを失うくらいなら

私、病なんて隠すから。

あなたの前では元気でいるから。

 

だからどうか、

そんな顔、しないで。

嫌いに、ならないで。

  

そうして信じては裏切られて、

傷ついてを繰り返すうちに

心はひどく、傷んでしまって。

 

理解する自信がないのなら

どうか初めから、関わらないで下さい。

上辺だけで、付き合っていて下さい。

  

そんなことを思い

1人になろうとした時も少なからず、あって。

だけどそれが自分を守るだけで、なに一つ向き合えていない事にもちゃんと気づいたから。

 

 

理解されないのが、当たり前で

理解してもらえるのは、奇跡だ。

 

 

そして理解されなくても

その関係は0になるわけでも-になるわけでもない。

なら私は、その数ミリの奇跡にかけたいと思った。

 

知られることは、深く、怖い。

 

怖いです。

 

だけど、怖がって隠してばかりいては

その数ミリの奇跡にいるあなたをきっと見逃してしまうから。

 

そしてその数ミリの奇跡は、世界に案外たくさん溢れているから。

 

 

 

きっとね、本当に難しいのは

理解するということ以上に

その人を支えていくということだと思う。

 

私は恋人に、甘えてしまう人で。

助けて欲しいと思ってしまう。

 

でも

いくら「支える」と微笑んだあなただったとしてもさ

 

 

眠れない夜に、

間違いなく私は、1人だった。

 

 

ああ、結局、そういうことか。

綺麗事で溢れてるよね

 

 

支えるってなんでしょう

 

最後に

「ごめん、もう支えきれない」と

離れていった人たちはさ

 

もし、将来誰かと一緒になった時

その大切な誰かが急に病に伏してしまった時も

同じように「ごめん、もう支えきれない」と

手放していくのでしょうか。

 

 

本当に理解し、支えるということは

 

その人の当たり前が自分の当たり前になること

 

ではないのかな。

 

 

 いつだって

嬉しさと怖さの

 

希望と失望の

 

ハーフアンドハーフ

 

 

ただ私にできることは

 

逃げずに向き合い続けること

そして

どうかと、心から祈ること。

 

 

ねぇ、どうか

 

わかってよ。

 

わかってよ。

 

わかってよ。

 

 

 

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私と病気と先人

 

 

先人の言葉というのはやはり

とても大きいもののように思います。

 

 

以前の記事でも書いたけれど

私が電車に乗れるようになったきっかけも

先人である、友人の母の存在でした。

 

その女性は3児の母にして

電車を一駅ずつ下りながら、生活していたのでした。

それを、自分の子供に悟られることもなく。

 

母は強しとは、まさにこのことでした。

 

 

それから前回の記事を教えてくれたのも

先人である友人でした。

 

私は彼から他にも多くの事を教えられました。

 

学びたいという意欲や

無限の方向性

 

 

 

年上の存在というのは、

無意識に安心や信頼に繋がるもので

 

先人の言葉一字一句が正しいとか

決してそんなことはないけれど

 

「ああ、この人がこう言うなら、私もきっと大丈夫や」

 

そう、思えるのです。

 

 

もちろん、そんな先人達ばかりではないし

中にはむしろ絶望を与えるような先人もいて。

 

 

 

だけど私もいつかは

大丈夫だって安心を与えられる先人になりたくて。

 

 

あの人がいるから、私も大丈夫

 

そんな安心感を与えられる人になりたくて。

 

 

ほんとのことを言えば、

未来を考えると不安は尽きないです。

 

 

好きな人と冗談で将来の話をして

子供の話になったって

 

「3人は欲しいじゃん!」ってゆう冗談まがいのそのセリフにさえ

 

 

私は曖昧にしか、笑えなくて。

 

 

だって、遺伝は少なからず伝わってしまって

私は子供に、そんな未来を背負わせたくなくて。

そもそも育児中にまた再発したらどうすんだって、

お産中にパニック発作できたらどうすんだって。

 

 

自信なんて1ミリもなくて。

そんな自分が、情けなくて

不甲斐なくて、しょうがなくてさあ。

 

 

 

すこし昔、明け方青白い部屋で

自分の薬が妊婦は飲まない方がいいもの

と知ってしまった時

私は確かに、絶望を背負ったの。

 

 

だから本当は、怖くて、しかたなくて。

 

 

だけどそんな私の光になるのは

確かに、先人の存在で。

 

 

明確な理由なんてそこにはないけれど

その人達のことを考えると

包まれるような漠然とした安心感を、

いつも、感じられるのです。

 

 

なんとかなる、なんて言われても

信じられないような暗闇でも

理屈が通じないどん底でも

先人の灯した明かりは確かに、残っているのです。

 

 

それは決して

ハッピーエンドを残した先人に限らなくて。

 

 

彼は(彼女は)、

美しい文章を書く彼は、

自分の価値ある正常範囲を守るために

海に飛び込んだ彼は、

 

今もまだこの世にいるのかわからないけれど

 

確かに私の、先人です。

 

とても尊い人でした。

 

 

私は生ということの全てを、彼から教わりました。

そして今も、彼の灯してくれた明かりが

ほんのり私の中で残っています。

 

 

何かあると私はすぐあなたに、心の中で報告しているのです。

 

「ねえ、電車に乗れたよ」

「ねえ、今日は体調を壊したよ」

「ねえ、またニートになっちゃったよ」

 

もうそんな報告さえ、彼には届かないけれど

 

 

それでも、地獄と現世の間で生を全うし

生き抜いた彼は、私の中で誰より尊い存在です。

 

 

何度も言うけれど

 

生きているだけで人は、誰かの光になれると

 

私は信じています。

 

 

 

時々、彼に会いたくてたまらなくなる時があって。

死ねば会えるかな、なんて思うけれど

たぶんそんなことしたら、彼は悲しい顔して

それでも笑って受けいれて、

それで自分を責めるような人だから。

わたしはやっぱりまだ彼に会えなくて。

 

そんなふうに繰り返し

わたしの中に灯火として、残り続けている。

 

 

私も、彼のように

眩しすぎず

程よく心地よい明かりを灯せる人になりたい。

 

 

だから私は

 

幸せでも不幸でも

死でも生でも

 

向き合い続けていくよ

臆することなく、胸を張り続けていくよ

 

 

 

今日はこのへんで

 

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私と病気と行け行け文科省

 

 

引きこもり学生の皆さん

ついに、

ついに!!!!

ついに来ましたよ!!!!!

 

文科省が動きましたよ!!!!

 

全国の小中高、不登校児への見解の改正が行われました!!!

 

以下詳しくは文科省HPより

不登校児童生徒への支援の在り方について(通知):文部科学省

 

 

読むのがめんどくさいあなたへ

簡単に抜粋しますと

 

今まで

不登校=問題行動である

と考えられていたものが改められ

 

新たに

不登校は休養や自分を見つめ直す等の

積極的な意味を持つ行為である

とされました。

 

 

その通りだああああああああ!!!!!!笑

 

 

さらに続けますと

不登校の解決は「学校に来させる」がゴールであったのですが、それが新たに

不登校児童生徒への支援は

「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、

児童が自らの進路を見つけ、社会的に自立することを目指す

 

ということが、必要であるという見解が立てられました。

 

もう本当に、遅いよ、、、その通りだよ、、、笑

 

 

この新たな見解の目標としては

 

不登校状態になっている、その行為を

「問題行動」と判断してはならない。

 

不登校児童生徒が悪いという根強い偏見を払拭し,学校・家庭・社会が不登校児童生徒に寄り添い、共感的理解と受容の姿勢を持つことが重要である

 

 

やっと日本が追いついたね、、、

涙が出るよ、、、

 

 

 

いいか、みんな。

 

国が言ってるんだ。

 

胸を張れ。

 

 

学校に行けないことは、問題じゃない。
学校に戻るだけが、ゴールじゃない。

 

 

君は、なにひとつ、悪くない。

 

 

 

もちろん今抜粋した言葉たちは

私たちに必要な言葉だけをえらんでいるから

細かくみれば

不登校にともなう学習遅れのリスク

将来の選択肢の減少のリスク

注意することも書かれてるよ。

 

そしてそれと同時に

教育支援センター、不登校特例校、フリースクール、ICT、夜間中学などの支援を手厚くしていくことも書かれています。

 

 

ただ私がこのブログで言いたいのは

社会は少しずつ変わってきている、

という事です。

 

日本は狭い狭い国です。

島国思考がつよく、みんなが前習えで生きているような社会です。

 

だから周りに合わせられない人間は

問題児として扱われ、世間から弾かれます。

 

 

ねえ、でもどうかよく考えて

おかしいのはどっち?

 

 

 

国の指標が変わったからといって

直ぐに世の中が変わるわけではない。

 

根強く残った偏見は

いつまでもしつこくしつこつ残り続ける。

 

きっといつまでも私の事を、君の事を

 

甘えだと

クズ野郎だと

 

責め立てる人は、必ずいます。

 

 

だけどまずは、知って欲しい。

国が、動いているということを。

 

この記事は9月のものだけど、私も先日友人に聞くまで知りませんでした。

 

私は、この改正案がまずは少しでも広まり

そしていつか親に、先生に、生徒に、

学校に行けないあなたへ、届くように。

 

 

知る人が多くなれば、

理解する人が多くなれば、

世界はもっと、生きやすくなる。

 

 

 

ねえ、大丈夫。

道はひとつじゃないよ。

 

一度レール外れてしまったって

何度だって、やり直せるから。

 

 

私は今までに

多くの偏見に苛まれ苦しめられてきました。

どうにもならない夜を、幾度も超えてきました。

 

それでもひとつだけ、守り続けてきたことがあります。

 

それが、「ひねくれないこと」

 

どんなに不幸でも

どんなに批判されても

どんなに弱ってしまっても

どんなに恨んでも憎んでも

 

ひねくれちゃ、だめだよ。

 

 

歪まないで。

素直なままでいて。

 

歪んだ言葉では

周りに届かないから。

 

まっすぐ素直な思いは

ちゃんと相手に届くから。

 

 

そうすればいつか必ず、

君が乗り越えてきた日々は自信になるから。

 

 

私は私のようにしか生きられないし

君は君のようにしか生きられない。

 

だから自分自身を、

磨いていくしかないんだよ。

 

当たり前に固執しなくていい

普通に執着しなくていい

 

 

大丈夫、

そのままで、大丈夫だよ。

 

 

 

 

まあ私大学生だからこの見解通用しないんだけどね!

今日はこのへんで!笑

 

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photo by asano

 

 

.......

ちょうど1年前の記事はこちら

私と病気とプリンと将来の夢 - よこと病気と○○と

1年前の私はコンビニにプリンが買いに行けませんでした。

 

 

 

 

私と病気と「ここにいたい」

 

 

ふつふつと

いやーな感じが、あたりをくすめてゆく

 

 

最近睡眠が安定しない

 

寒さが増すにつれ

朝が遅くなるにつれ

夜が長くなるにつれ

 

明け方まで寝付けずに

多大な過眠をしてしまう

 

 

睡眠の乱れが自律神経を乱して

 

食欲不振や、痙攣を、引き起こす

 

そうしてどんどん、下の、方へ

暗い暗い、方へ

 

 

 

またあの頃に、戻ってしまうのか。

 

そう考えただけで、ぞっとする。

 

 

もうこの文章を打つ手さえ

痙攣がひどく

何度も何度も打ち間違え、

消しては書いてを繰り返している

 

それが逃れようのない現実を

私に突き刺してくるようで

 

 

水の入ったグラスを手に

薬を、一錠飲む

 

 

ご飯が、美味しくない。

飲み込む、だけ。

 

食卓に、家族と座れない。

 

1人でないと、食べれない。

食卓で、発作を起こしたらどうしようという

あの頃の不安が蘇る

 

 

あんな日々は、もう二度と、ごめんなのに

 

 

どうか自由を、また奪わないで下さい。

 

やっと、ここまで来たから

どうかお願い

 

 

お願いだから。

 

 

もう、これ以上、奪わないで。

 

涙が、溢れて仕方ない。

 

 

落ちるのが、怖い。

 

 

世界から色が、消えてゆく。

温度やにおいが、薄れてゆく。

 

 

冬に私は、生きられない。

 

 

声がかすれ

笑いが消えてゆく

涙だけが、増えてゆく。

 

 

苦しい。

 

 

また闘病生活に戻るのか。

またあの地獄の世界に戻るのかな。

 

いやだ、嫌だ。

 

私はまだ、ここにいたい。

 

ここにいたいのに。

 

 

だれかが足首をぎゅっと掴んで離さない

痛い痛いと叫んでも許してくれない

 

私の意志は、そこにはない。 

 

 

発作を起こしかけながら

この文章を綴る

 

 

それでも心の中で繰り返すだけよりは

言葉にしたほうがいくらかましだ

 

 

なんとなく、わかってるよ。

 

 

 

私はもうすぐ、落ちてしまう

 

どんどん足場が、小さくなっている

 

本当は、怖くて仕方ないよ。

だってまた、「あれ」の中で生きなければいけないんでしょう?

 

 

真っ白の世界。

 

色もにおいも温度もない

誰もいない

 

あるのは痛いみと苦しみと涙だけ。

 

毎日死に怯えながら

布団にくるまってすごす

 

未来なんて見えなくて

わずかな明かりさえも届かない

誰の声も、届かない。

 

 

そんな、場所に。

 

 

恐怖が、しがみついては離れない。

 

 

それでも本当は、最後まで

 

笑って、いたくて

 

泣き顔より弱音より

笑顔を、誰かへの言葉を

残しておきたくて

 

 

だけどそんな強がりも、長くは、続かなくて

 

 

言葉が溢れる。

 

 

 

ねえ、お願い

 

 

助けてよ。

 

 

 

私の足を掴むこいつを、

蹴り飛ばしてよ

 

もう大丈夫だよって

手を掴んで笑って見せてよ

 

 

それでみんなで一緒に下へ落ちてしまっても

笑って見せて

 

真っ暗だねって言って

明かりを灯してみせて

 

それで一緒に梯子をかけて

たまには上から覗いてみたりして

おーい大丈夫かーって

ばかだなあって

大したことないよって顔で笑って見せて

 

 

 

そんな、淡い淡い、夢を見ていたいの。

 

 

 

 

握りしめた拳の中で爪が刺さるよ。

 

痛みで目がさめるようだ。

 

 

私はまだ、ここにいたい。

 

 

いたいよ。

 

 

負けたくない。

 

諦めたくない。

 

 

ここに、いたいんだ。

 

やっと手に入れたこの場所を

手放したくなんてないんだよ。

 

 

悔しい。

 

悔しい悔しい悔しい。

 

 

私は私に負けたくない。

 

 

ここにいたい。

 

ここにいたい。

 

 

居場所を守れ。

 

守れ、私の手で、守るんだ。

 

 

鎖を断ち切れ。

 

 

冷たくても痛くてもはち切れそうでも

 

 

頑張れ。

 

負けるな、負けるな、負けるな。

 

 

君の大切なものだろう

なら、負けるな。

 

 

守るんだ。

 

 

ボロボロになって

寒さに震えが止まらなくても 

 

光が見えるなら、必死にそこを目指せ。

 

 

笑われてもいい

ダサくてもいい

周りと同じでなくてもいい

軽蔑の目を向けられたっていい

見放されたっていい

嫌われたっていい

時間がかかったっていい

 

それでもいいから

 

 

生きろ

 

呼吸をしろ

 

 

誓ったはずだろ

勝つか負けるかなんて分からなくても

 

戦うと。

 

戦い続けると、誓ったはずだろう。

 

 

頑張れ。

 

頑張れ。

 

頑張れ。

 

ふんばれ。

 

 

私はまだ

 

 

「ここにいたい」

 

 

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photo by minto