よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

わたしと病気とおかえり

忘れたことなんて、1日もなかったよ

本当に。

 

大好きなあなたの文章に触れられなくなって

触れることさえできなくなって

途方に暮れて

忘れたくなくて

必死に今ある文章をスクショして

 

なにかあるたびに、あなたの文字をたどったよ

 

忘れたことなんて、1日もなかったの。

 

あなたのことを綴ろうとしたけれど

あなたが彼なのか彼女なのかさえわからなくて

とても寂しかった

 

忘れたことなんて、1日もなかったけれど

あなたの文章だけは、言葉だけは、

少しずつ、忘れてしまって

とても悲しかった

 

久しぶりにあなたの文章を読んだの

あなたの言葉に触れたの

最初はなんだかぎこちなかったけれど

少しずつあなたになって、形になって

私の全てが懐かしいって叫んでた

 

ここ。

 

私もここが大好きよ

ここに出会って、ここに守られて、ここで生き延びた

今でもたまに帰ってきてしまう、大切な場所

 

あなたがいなくなって、

私は生きた

 

あなたの代わりに世界をたくさん見たかった

あたらしい世界を見るたび、あなたの名前を呼んだの

はろーはろー、聞こえてますかって

 

だから申し訳ないけれど、あなたのこと、

私はもうとっくに弔ってしまったよ。

 

だからわたしの中に、あなたはもういないけれど、ずっといる。

 

そうして帰ってきたあなたは

あの頃よりずっとずっと温度があって

まるで人間みたいで!

だけどわたしが大好きな、いなくなったあの人にそっくりだ。

 

契約は無効、あなに返すよ。

リボンをかけてね。

 

もうどこにも行かないでなんて

そんな馬鹿らしいことは言わないけれど

 

ただただ

 

あなたが生きていてくれてよかった。

 

本当によかった。

 

ありがとう、ありがとう。

 

仕事のお昼休みに

あなたのメッセージを見て

夢かと思った

ゾンビかと思った

 

信じられなくて

そっと携帯を閉じた

 

でもあなたは本当にそこにいた。

 

だいすきだよ。

ありがとう、ありがとう。

生きていてよかった

わたしも、あなたも。

 

くらむせかいで、また会えますように。

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