よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と「再発」

 

秋のように肌寒い、雨降る夏のある日

 

私はかかりつけの心療内科を訪れています。

この地に降り立つのは、約3年ぶりになります。

 

ついにきてしまいました、この日が。

 

そう、誰もが悪夢に見た

「再発」です。

 

2020年の春から1年間、社会人として

普通の人のように振る舞いながら、

なんとか楽しくやっておりました。

 

就活も終え、結婚も済み、仕事も順調

そんな2年目のある日、

突然足が、進まなくなりました。

朝、起き上がることが苦しくなりました。

 

何か無理をしていたつもりも

そのような予兆も

ありませんでした。

 

きっと、病って波のようなもので、だから

寛解」という言葉があって、

これもまた定めなのだろうと、

どこか客観的な自分がいるとともに、

いややっぱ辛いな?と正直な自分もおります。

 

久々にかかった心療内科のカルテには

初受診時のデータが「高校生」となっており、

あらまあと、時の流れの速さと驚きを隠せません。

 

ここに初めてきたのが、18歳。

そしておんとし26歳。

あらまあ。

 

この病気や心や体とも

随分長い付き合いになりました。

いや、これからもこの付き合いは

お墓に入るまで続くのでしょうね。

 

この病気のせいで、人生波瀾万丈になって、

この病気のおかげで、自分が本当に大切なものを見つけられた気もします。

 

そんな綺麗事を並べても、やっぱり辛いものは辛くて。何より大切な人たちに迷惑をかけることの辛さは昔から変わりませんし、歳をとるとともに辛さが増していく気がします。

 

早く元気になりたいと言うけれど、

しかしながら「元気」とはなんでしょうか。

 

私は表裏が激しいので、社会では仮面をかぶって、元気で明るくにこにこ完璧な私を演じてしまいます。

しかし病気をしている今は、その仮面をつけることはなく、素に近い状態ですごしています。

ならばむしろこの状態こそが、

1番自然体な私で生きられる、

恰好の機会のような気もします。

 

ぼちぼちと、ほそぼそと、

また自分のやりたいことを自由にやって

欲することを忘れずに、

のらりくらりと、治療に専念していきたいと思います。

 

今日も皆さんおつかれさまです、

今までよく頑張ったね自分、

今日はこの辺で。

 

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