よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

私と病気と通信のススメ

 

1ヶ月で4教科やったら、

任天堂スウィッチとスプラトゥーン2

買ってあげる

 

その言葉がすべてのきっかけだった。

年上の彼のその暴力とも言える経済力により

私のグダグダ通信生ライフは終止符を打った。

 

 

9:30起床

アラーム音は冬の海のスーベニア

起き上がるのに1時間かけるのは譲れない

 

10:30朝食、朝のyoutube

身支度は1日のテンションが関わるので

慎重に慎重に選ぶ

 

12:00出発

12:30図書館到着、勉強スタート

18:00帰宅

(寝るまでにまた1時間半くらい勉強)

23:00夜のニートタイム(主にyoutube)

2:30就寝

 

1日のライフサイクルである

勉強時間は1日約5.6時間だが、この生活は隔週でやってくる。

 

一週目このサイクルで通信生をこなし、

二週目はクソニートで(好きなことして)過ごすのだ

 

結果からいうと、通信生が楽しくなってきた。

ニートの週ももちろん譲れはしないが、

3.4日たてば満足する。

 

通信生のメリットは大きく2つ

時間的制約がないこと

そして、そのすべてが自主的であること。

 

時間的制約は昔から苦手だった。

決められた時間の上でこなす1日はすごくめんどくさかったし、中学生にして飽き飽きしていたのを覚えている。

 

通信生には時間的制約がない。

それはそのまま心の余裕に繋がった。

何時に起きて何時に寝て、何時にご飯を食べて辛い日は休んでも構わない。

その自由さは日々のゆとりそのもので

忙しいけれど心はどこまでも穏やかだった。

心が疲れてしまいやすい私にとってそれは

この上なく重要なことだった。

 

(ただそれは、良くも悪くも、であることを忘れてはいけない)

 

そして勉強行為そのものが自主的であるということ。

 

これは日々の達成感、充実感を並々ならぬものに変えてくれた。

時間も方法も科目も、勉強に関わる全てを自分で決め、こなすことは「してやった」という達成感が普通の大学の数倍強かった。

達成感より罪悪感と仲良しのニートにとってそれは腐った生命を彩るのにとても役に立った。

 

その証拠に図書館での勉強中、私は一度も眠くなったことがない。

大学時代居眠りばかりしていた私が、だ。

 

授業はどうやっても受動的になってしまう。

それが通信では完全能動的、つまり自主的な勉強であるため一ミリも眠くなどならない。

 

「通信だと学力が心配」という考えがある思うが、そんなことはないし、むしろ日本の受動的教育を超えていく教育が通信にはあるように思う。

 

頑張り方を自分で決めることは大切だ

 

どんな形でも、今自分が何をどれだけ頑張っているかを忘れちゃいけないよ

 

仕事をバリバリがんばるのか

大学に通ってがんばるのか

通信でがんばるのか

生きることを頑張るのか

 

うまくいかないときは頑張り方を見直すこと

そしてできるなら、その頑張りを人にわかってもらえる形で表すこと。

涙も頑張りも、人に見られて形になる。

 

 

通信生ライフを確立して気づいたことがある。

人間には「お昼ご飯が必要である」ということ。

 

高校時代は、母親がお弁当を作ってくれた

大学時代は、母親がお昼代をくれていた 

 

「お母さん、勉強の週だけお昼に300円欲しいんやけど」

 

そう交渉した私に

300円でいいの?という母の驚いた顔

大学時代、ランチに500円以上はかけていた頃に比べたらなんて質素な値段

でもそれは自分で通信を選んだからこその制約でもあった。

 

図書館に行く日、母から100円玉を3枚もらう。

 

いつも買うのは野菜ジュース、おにぎり、それとあと一品

1人で食べるお昼は少し寂しいけれど、やっぱり勉強の後のご飯は美味しい。

 

私は母親に

お金を援助してもらえること以上に

その行為に心からのエールを感じている。

 

頑張っていることを知ってもらえている

認めてもらえている、そして背中を押してくれているような気がする。

だから300円を毎日、丁寧に丁寧に使った。

 

大学時代よりも

全ては豊かで、穏やかだ。

 

それ相応の勉強の辛さもあるが、

朝のラッシュに比べたら私はやはりこっちの生活の方があっているのかも知れない。

 

今日はこのへんで

 

 

f:id:yoco_0531:20171006230540j:image


通信大学について
→私と通信大学と一般大学の違いhttp://yoco-0531.hatenablog.jp/entry/2017/04/18/042610

 

退学について
→私と病気と「先生へ」http://yoco-0531.hatenablog.jp/entry/2017/03/13/011310

→私と病気と退学届http://yoco-0531.hatenablog.jp/entry/2017/02/20/153906

→私と病気と退学http://yoco-0531.hatenablog.jp/entry/2017/01/16/135922

 

学校に行かないことについて
→私と病気と行け行け文科省http://yoco-0531.hatenablog.jp/entry/2016/11/18/192418

→私と「どうして学校に行かないんだ」http://yoco-0531.hatenablog.jp/entry/2016/11/09/042044